【フェイクニュース】ウォーレンバフェット氏が、TRONのCEOとのランチ会をキャンセル
時価総額TOP10にランクインしている仮想通貨TRON(トロン)のCEOであるジャスティン・サン氏が落札した、世界的な大富豪であるウォーレン・バフェット氏とのランチがキャンセルされたとの報道が仮想通貨業界で広まっている。
これに対して中国の大手仮想通貨メディアCointime(コインタイム)がフェイクニュース(偽の報道)であることを報道。また、Cointimeの報道をTwitterでつぶやいたところ、ランチの権利を獲得しているジャスティン・サン氏が公式ツイッターにてリツイートしている。
Fake News: Warren Buffet cancels lunch date with TRON CEO Justin Sun
Reported by Coin Jazeera who claim themselves as The Onion For Crypto.
Cointime confirms the news with Justin Sun. He said:
The Lunch Date will be held ON TIME! NO Cancellation!@justinsuntron @Angela_CoinTime pic.twitter.com/9g5PP0aQ3j— CoinTime (@cointimeus) 2019年7月8日
フェイクニュースのきっかけとなったのは海外メディアcoinjazeeraのニュース記事が元凶であり、タイトルには「Warren Buffett CANCELS Lunch Date With TRON CEO Justin Sun(トロンCEOのジャスティンサン、ウォーレンバフェットのランチ会を中止)」と大々的に報道した。
しかし市場では、今回のニュースに対して「無関心」であり、仮想通貨TRONの価格に影響は全くない状況である。
最近、仮想通貨業界ではフェイクニュースがたびたび報道されており、先月末には米国をはじめとする世界各国で「ビットコインETFが承認された」との内容がツイッターにて拡散された。しかし報道内容は全くのフェイクニュースであり、同日に暴落したビットコインの下落要因の一つとして問題視されている。
仮想通貨業界は未だ未成熟な市場であることから、市場が再び盛り上がるにつれてフェイクニュースが増加しており、仮想通貨に関連するユーザーは今後とも、細心の注意が必要である。