仮想通貨ブーム到来のサインか|BTCドミナンス上昇=リップル(XRP)は低下
仮想通貨市場は2019年5月初めから、ビットコインを中心とした価格の急上昇を記録したが、現在はビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)など多くのアルトコインが約2%から5%の下落率を記録している。
現時点のビットコインやアルトコインの価格は、以下のようになっている。
- ビットコイン(BTC):770,705(▼5.12%)
- イーサリアム(ETH):20,568(▼4.99%)
- リップル(XRP):34.58(▼2.19%)
- ビットコインキャッシュ(BCH):38,405(▼4.97%)
- ライトコイン(LTC):9,335(▼6.72%)
- イオス(EOS):587.32(▼4.74%)
- バイナンスコイン(BNB):2524.90(△8.51%)
ビットコインをはじめとする現在の仮想通貨市場は、2017年年末の仮想通貨婆ブルを彷彿させる市場の急激な成長であり、コインが仮想通貨でどのぐらいのパーセント(割合)でシェアを有しているのかを示す「ドミナンス」にて、ビットコインが急激な上昇を迎えている。
ビットコインおよびその他の仮想通貨などのドミナンスとは、割合やパーセント、占有率、シェアという意味を持ち、ビットコインと各アルトコインのどちらに資金が集まっているのかを見ることができる。
上記の画像では、2017年年末のビットコインのドミナンスは「66.52%」まで上昇。この時点でのビットコイン(BTC)の価格は約220万円の仮想通貨市場の最高値を更新している。
現時点のビットコインのドミナンスは上昇を続け、2018年および2019年にてドミナンスの最高記録をは上昇し、現時点でのビットコインのドミナンスは「58.69%」と、2017年12月以来の高水準のドミナンスを記録した。
ビットコインが100万円に到達した際の2017年年末にも、ビットコインのドミナンスは「約60%」まで上昇している。それに反してイーサリアムやリップルなどのアルトコインのドミナンスを下落。ビットコイン中心のポートフォリオへと切り替わっている。
その反面、ビットコインのドミナンスが減少することとなれば、質全的にアルトコインへ資金が流入し始めることが考えられる。そして2018年年始のドミナンスでは仮想通貨リップル(XRP)が最も早い反応を示しており、今回の5月から火がつきそうな仮想通貨ブームでは、どのようなドミナンスの動きになるのか注目である。