バイナンスのハッキングを受け、CZ氏とジョン・マカフィー氏の強力タッグが実現か!?
仮想通貨取引所Binance(バイナンス)は8日、大規模なハッキング事件が明らかとなり、バイナンスのホットウォレットから7,00BTC(約45億円)の資金が不正流出した。
そして本日9日、同取引所バイナンスのCEOであるCZ氏と、セキュリティー企業であるマカフィー社の創設者であるジョン・マカフィー氏がTwitterにて、今回のハッキング事件に関するタッグを組むかもしれない。
🤝🤝🤝 Would love to pick your brain about it. Will DM you and arrange a time.
— CZ Binance (@cz_binance) 2019年5月8日
ジョン・マカフィー氏は自身の公式Twitterにて、「私がバイナンスを助けることができる場合は、私に知らせてください。」とツイート。そのツイートの返信に対してバイナンスCEO、CZ氏は「あなたのブレインを選択することを望んでいますが、それについてはDMで時間を調節します。」と返信した。
ジョン・マカフィー氏の発言の意図には、同士が仮想通貨の価格に対して強にな発言をしており、仮想通貨の未来を信じている同士ならではの発言である。そして世界最大の取引所がハッキングされてたことについて、協力的な意向であることは間違えないであろう。
現在のバイナンスのハッキング状況
日本時間の8日に発覚した取引所バイナンスのハッキング事件は、ハッキングされたユーザーのBTC資金を補填することを発表しているが、未だハッキングした悪意あるハッカーの特定には至っていない。
また資金が流出したきっかけは、バイナンスを使用するユーザーのAPI経由からハッキングされているため、普段の資金を出金する順序と同様の順序で資金をウォレットから引き出されているため、ハッキングを完全に防ぐことは難しい状況であった。
これまで世界各国の取引所にてハッキング事件が発生しているが、ハッキングされた資金を取り戻したケースは少なく、日本最大手の仮想通貨取引所であるコインチェックがハッキングされた仮想通貨NEMについても依然として取り戻すことができていない状況である。
今回の協力が本当に実現するのであれば、資金を取り戻すことが難しいかもしれないが、バイナンスのセキュリティ面がさらに強化されることが期待される。