管理資産が6兆3000億ドルを超える、世界最大の米国投資運用会社「Black rock」が、暗号通貨を調査するチームを立ち上げたという報告が出ている。
チームは暗号化通信とブロックチェーンの調査のため、様々な専門家から構成されているという。
ブラックロックは世界最大の投資運用会社であり、その投資決定が世界の市場に与える影響力は計り知れないものがある。
2014年4月に、ブラックロックのグローバル投資戦略担当は次のように述べている。
市場が成熟するにつれ、潜在的・将来的に仮想通貨は広く使用されるようになるでしょう。
しかし今の所、全てを失う覚悟がある人だけが考慮すべき事案であると考えています。
昨年の2017年10月には、仮想通貨の驚異的な価格上昇を経験し、
仮想通貨が今、バブルであるという特徴が多く示されている
と述べた。
この報道に対し、ブラックロックCEOのラリー・フィンク氏は次のように発言した。
暗号通信とブロックチェーン技術を調査するグループを結成したが、現時点では暗号化の巨大な需要は見られない。
調査・研究グループの結成は認めたが、投資に対しては未だ懐疑的で、仮想通貨とマネーロンダリングの関連性を懸念している。
ブラックロックが仮想通貨・ブロックチェーンの調査を開始したというニュースは仮想通貨コミュニティの間では大きなニュースとして見られている。