米SECにビットコインETFに関するメールが殺到
アメリカ合衆国イリノイ州のシカゴに拠点を置き、世界でトップクラスの取引量を誇るデリバティブ取引所「シカゴオプション取引所(CBOE)」は、米国証券取引委員会(SEC)へビットコインETF(上場投資信託)の申請をしてから3週間のうちに90通ものメールがSECに寄せられていたことを、17日に
が報道しました。SECは過去12ヶ月間、様々な機関や団体がビットコインETFを上場させようという試みてきたが、それを退けてきました。
ビットコインが1万8000ドルに達した今年1月、SECはETF上場を希望する業者に対し、ビットコインの保管や流動性、一時的な価格差(歪み)が生じた際に売買をし差益を取るアービトラージ、市場操作など諸々の質問にアセットマネジャー(資産を管理する者)が答えられるようになるまで、申請をしないように求めています。
SECはビットコインETFの承認可否を最短で8月10日、最長でも9月24日までに発表する予定になっています。
さらに、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、中近東などの世界24カ国に拠点を置き、約11,400名を超える社員を抱えている、米国投資運用会社「Black rock」は16日、仮想通貨やブロックチェーンを検証するチームを設置したこと認めました。
この流れで、ビットコインETFを開始する可能性が噂されたため、BTCは71万5千円から76万円まで上昇しています。
記憶に新しいのはウィンクルボス兄弟が運営するGeminiの申請が却下されたことです。
具体的な可否の判断を下す日程が公開されたこと、Bitcoin.Ethereumが証券ではないとSECが判決した後の初のETF申請であること、連邦政府公認の取引所であるCboeの申請であることなど、複数の理由から初のBitcoinETF承認の期待感が高まっています。
承認されれば、Bitcoinが機関投資家の選択肢の一つとなり、1口のソフトキャップが25BTCからの現物買いのみとなります。
非常に楽しみなニュースです。