CFTCはイーサリアムの先物取引を検討か|ETHの価格は「11%上昇」
ビットコインをはじめとした仮想通貨市場が順調に価格を回復させるなか、時価総額2位を誇る仮想通貨イーサリアム(ETH)が急激な上昇を記録した。
その要因として米国商品先物取引委員会(CFTC)が、仮想通貨イーサリアムの先物取引を認可するという可能性が浮上した。今回の情報筋はイーサリアムやCFTCの公式発表などではないが、CFTC上級役員がニュースサイトCoinDeskに話し、その情報が今回、仮想通貨界隈に広がっているようだ。
現在、イーサリアムの価格は178.05ドル(約19,700円)まで上昇。他のアルトコインを大きく引き離す約11%の上昇率を記録している。
米国商品先物取引委員会(CFTC)は仮想通貨市場でも大きな影響力を持っていることでも有名だ。
CFTCはビットコインバブルが発生した2017年12月、シカゴ・マータンカイル取引所(CME)および、シカゴオプション取引所(cboe)のビットコイン先物取引の上場を認可し、その影響もあってビットコインの価格は仮想通貨の歴史史上、最高値を記録している。
しかし、イーサリアムの先物取引については昨年8月からビットコイン先物取引をシカゴオプション取引所(CBOE)が開始するのではないかと報道されている。
現時点での信用性は薄いものの、本日のイーサリアムの上昇から、その期待感がうかがえる。