日本屈指の国立大学である「東京大学」が、Ethereum Foundationと金融大手の三井住友を含む複数企業からの支援を受け「Blockchain Innovation Donation Course」というブロックチェーンクラスの開始を発表した。
新たに開始されるクラスは、起業を目指す学生を対象に、参加企業のブロックチェーン技術、起業・経営ノウハウを学ぶ場を提供し、基盤となるブロックチェーン技術の技術研究を行い、ビジネスと親和性の高い汎用パブリックチェーンの開発を目指す。
参画起業は以下の通りである。
- 株式会社Good Luck Three
- 株式会社JSS
- 株式会社Zipper
- 株式会社Hotlink
- 株式会社Moneyford
- 株式会社三井住友フィナンシャルグループ
上記企業より約80万ドルの寄付を受け、将来のブロックチェーン起業家の育成を進める。
ブロックチェーン技術は現在、多くの企業が開発促進のため多額の資金を投入しており、専門家は医療、銀行、エンタメ業界など多岐に渡る分野を変える可能性があると予測している。
また2018年6月、Ripple社は「University Blockchain Initiative」というプロジェクトを開始し、世界各国の17の大学におよそ5,000万ドルを寄付している。
最近のcoinbassの調査によると、世界のトップクラスの大学のほぼ半数が、少なくとも1つのブロックチェーンクラスを開始している。
ペンシルベニア大学のKevin Werbach教授は以下のように述べた。
5年後には、ブロックチェーン技術のクラスを提供していない大手の学校はなくなるだろう。