仮想通貨取引所バイナンス、第7回目となるトークンバーンを実施|BNBは「4.6%」の上昇
世界最大の仮想通貨取引所であるBinance(バイナンス)は16日、バイナンスが発行する独自の取引所トークンであるBinanceToken(バイナンストークン/BNB)を、四半期ごとに行われる第7回目のトークンバーンが完了したと報告した。
#Binance Completes 7th Quarterly $BNB Burnhttps://t.co/jSiSvs6wzZ pic.twitter.com/CecoMTsIL0
— Binance (@binance) 2019年4月16日
このトークンバーンは、仮想通貨市場全てからBNBトークンを排除することとなり、バイナンスはBNBトークンを市場から買い戻し、バーンをおこうなうため、残ったトークンの価値は長期的な価格の安定が発生する。
今回、バイナンスが行なったバーンのBNBの数量は、829,888 BNB、約1,560万ドルが仮想通貨市場の流通から排除された。
これに伴い、BNBトークンの価格は約4.6%上昇。同日にビットコイン全体が上昇しているため、トークンバーンが大きな影響であるとは判断できないが、トークンバーンによる価格の影響は、今後、長期的に影響することが考えれられる。
Binanceはトークンバーンについてホワイトペーパーにて事前に発表しており、最終的に総発行枚数2億BNBから半分の1億BNBにすることを予定している。今回を含み計7回行われたトークンバーンで償却された数量は、計11,654,359BNBであり、最終的に1億BNBがバーンされることを考えると、単純計算で10年近い年月が必要となる。