米仮想通貨取引所コインベース、BSVの残高を外部ウォレットに出金可能に
ビットコインキャッシュ(BCH)から誕生したビットコインSV(BSV)は仮想通貨市場の一部のユーザーから支持されているが、いまだに賛否両論のコインとなっている。
米大手仮想通貨取引所であるCoinbese(コインベース)は14日、同プラットフォームに投資家やユーザーが保有しているビットコインSV(BSV)の残高を外部ウォレットに引き出すことが可能となったことを発表した。
コインベースはビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークで誕生したBSVのハードフォークに対応した取引所の一つであり、2018年11月16日からコインベースユーザーは保有していたBCHと同量のBSVを保有していた。
そして今回の発表によってコインベースユーザーが保有していたBSVが動かせることとなった。しかし、同社は公式発表の中で次のように発言している。
CoinbaseはBSVの購入または販売をサポートしていないため、ユーザーはCoinbaseでBSVを購入、販売することはできません。
BCHのハードフォークによって誕生したBSV
自身をサトシナカモトと称するグレイグ・ライト率いるビットコインSVは2018年11月16日、大手マイニング企業ビットメインの創設者であるジハン・ウーと、ビットコインの神として知られるロジャー・バー率いるビットコインABC(BCHABC)と対立。
元はビットコイン(BTC)から誕生したBCHが、ハードフォークという形で2つの通貨に分裂したのだ。