Fidelity(フィデリティ)社、Fidelity Digital Asset Services(FDAS)は「最終テストの段階」であると発表
2018年8月ごろから仮想通貨市場への参入に関して興味を持つ、大手金融サービスを手がけるFidelity(フィデリティ)社のカストディサービスの開始日は近いかもしれない。
今月1日、約2兆6000億ドル(約280兆円)以上もの資金を管理するFidelity(フィデリティ)社は、10月に発表していた大規模な投資家向けの仮想通貨関連のサービス「Fidelity Digital Asset Services(FDAS)」が最終テストの段階に入ったことを発表した。
「Fidelity Digital Asset Services(FDAS)」の進捗に関して同社は次のように発表している。
「最終的なテストおよびプロセス改良期間の重要な部分であり、それは結局私達がこれらのサービスをより広い範囲の適格機関に提供することを可能にするでしょう。」
「ここでは、製品の方向性に関する重要な決定から、開発チームの集中的な作業まで、やりがいのあるやりがいのある時間でした。当社の業務、リスク、コンプライアンスの各チームは、監査人と積極的に連携して、当社の方針や手順を洗練し、既存の業務プロセスを適応させ、暗号およびブロックチェーンベースの財務のこの側面に新しいベンチマークを設定します。」
FDASの開始時期
そして今回の仮想通貨関連のサービス「Fidelity Digital Asset Services(FDAS)」が最終段階に入ったことによって、市場はどのように変化するのか。
先日ブルームバーグは、ビットコインのカストディサービスに関して非公開の情報に関して匿名の3人の従業員は、今年の3月にはカストディサービスがスタートされる可能性があるとの発言を報道した。
また、これに関してFidelity(フィデリティ)社は、未だに何も言及しておらず、実際に3月にスタートすることとなれば市場回復への大きな足がかりとなるであろう。