ナスダックと提携のVanEck社、「ビットコインにとって明るい年になる」と発言
米証券取引所のナスダックと提携し、VanEck and Solid X Bitcoin ETFを申請しているVanEckが「今年はビットコインにとって明るい年になるだろう」とナスダックに語った。
ナスダックも公式Twitterで今年の暗号通貨市場に対して前向きな姿勢を見せるようなツイートをしている。
#Cryptocurrency is looking at slow & steady progress in 2019:
◻ Improved robustness of #crypto markets
◻ Advances in surveillance
◻ Developments in #crypto 2.0 products
– @vaneck_us @MVISIndices @gaborgurbacs & @JillMalandrino on #TradeTalks: https://t.co/1mS0XFr7Od— Nasdaq (@Nasdaq) 2019年1月16日
VanEckのデジタルアセットストラテジストであるGabor Gurbacs氏 は、投資家は暗号通貨の世界に精通している必要があると考えており、次のように述べられている。
「投資家は、暗号通貨市場のシステムにおける限界を容認しません。彼らは、多くのカストディアンが市場に出ることを期待しています。彼らは彼らの資産が安全であることが第一条件です。つまり、ハッキングなどの詐欺行為はサーベイランスの増加によって抑制されるべきであることを意味します。率直に言って、ほとんどの投資家は資産を便利に投資したいと望んでいます 。 彼らがすでに理解しているシステムで。」
カストディアンの参入について
このように暗号通貨に投資する人に対しては一定の知識が必要であるとの見解を示している。しかし、一般投資家が暗号通貨市場に精通することは難しいため、多くのカストディアンが参入する必要があるとの見解を示している。
カストディアンとは、投資家に代わって有価証券の管理(カストディ)を行う機関である。特に、国外の有価証券に投資する際、現地で有価証券を管理する金融機関のことを指す。しかし、カストディアンが参入する場合に暗号通貨が証券に該当するかを判断する必要があるのだ。
また、2018年に市場が大暴落したことにより、資金調達が困難になっている。しかしGabor Gurbacs氏は、2019年に暗号通貨市場が拡大するとの見解から資金調達のプロセスがより簡単になり、スタートアップがより簡単に資金を調達できるようになると考えており、次のように述べている。
「彼らが追求している目標を達成するのがより簡単になるでしょう。それで彼らは主流の金融業者と一緒に資本を合併または調達するいくつかの方法を見つけるでしょう。買収の最前線では、一部の金融サービス会社と大手ハイテク会社が、暗号通貨会社のデジタル資産を買収して商品の提供を増やすようになるでしょう。」
現在の暗号通貨市場は購入から取引に至るまでのプロセスが複雑すぎるため、一般投資家が投資を行いたくても、なかなか手が出せない状況になっている。しかし、市場の成長、成熟していくにつれてそのような問題は解決されるであろう。