ビットコイン(BTC)がクリスマスラリー以来の短期的な上昇!|仮想通貨市場の上昇要因とは?

ビットコイン(BTC)がクリスマスラリー以来の短期的な上昇!|仮想通貨市場の上昇要因とは?

仮想通貨市場は2019年に突入し安定した上昇トレンドには突入していない。

そして本日、ビットコイン(BTC)の価格は米金融市場で12月24日付近に価格上昇を見せるクリスマスラリー以降、初めてとなる大きな上昇率を見せた。2019年1月7日時点でのビットコイン(BTC)の価格は、約4000ドル(約44万円)を記録、昨日6日の約3800ドル(約41万円)から6%を超える上昇率を記録している。

しかし、1月7日時点で上昇したビットコイン(BTC)が長期的な上昇トレンドに突入し、安定した軌道に乗っているわけではない。

世界的なニュースサイトCCN.comの仮想通貨アナリストであるDonAlt氏は今回のビットコイン(BTC)の上昇について「ビットコインの価格はわずかに上昇しただけであり、短期的にもトレンドが逆転(下落から上昇へ)を宣言するには不十分である」と発言している。

1月7日の上昇のきっかけとは?

現時点で仮想通貨市場は、長期的な上昇トレンドへ突入していないかもしれないが、1日の取引高は上昇し、ビットコイン(BTC)の価格も上昇している。

大きな要因として考えられているのは、仮想通貨取引所Bitfinex(ビットフィネックス)および仮想通貨取引所Ethfinex(イーサフィネックス)のメンテナンスの実行である。この2つの仮想通貨取引所では「2019年1月7日にプラットフォームの速度、セキュリティ、パフォーマンスを大幅に向上させるため」としてメンテナンスを実行している。

そしてこのメンテナンスでの価格の上昇は、ビットフィネックスのレバレッジ取引が大きな要因として考えられ、その理由として仮想通貨取引所ビットフィネックスは2018年8月22日、同取引所がオフライン状態になった際に、ビットコイン(BTC)などの仮想通貨が上昇していた。これは、ビットフィネックス のレバレッジ取引でショートポジションが動けない状況でのビットコイン(BTC)の購入がきっかけではないかとされている。

しかし、先ほどの仮想通貨アナリストであるDonAlt氏は「明日に予定されているBitfinex(ビットフィネックス)のメンテナンスにおいて、いかなる方向にもトレードするのは危険である。」と発言している。

また、今回のビットコイン(BTC)の短期的な上昇に対して、2018年の仮想通貨市場の暴落を的中させた元国際通貨基金(IMF)のエコノミストであるMark Dow(マーク・ダウ)氏は自身の公式ツイッターにて「C’mon Bears」とこれからの下落について発言している。

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