12月8日からの過去72時間でビットコインの対USD価格は、およそ12%の回復を見せた。
仮想通貨市場は110億ドルプラスとなり、1000億ドルを下回ることはなかった。
Ethereum(ETH)は10日深夜に一時100ドル目前まで上昇するも、現在は92ドルで取引されている。
BitcoinCash(BCH)は100ドルのラインをぎりぎりで耐え忍んでいる傾向にある。
これら以外の主要アルトコインも、現在の抵抗水準になんとかセーブされている状況だ。
この状況に対して多くのトレーダーは、短期的なトレードには慎重な構えを見せている。
ビットコインの抵抗ラインは3700ドルと見られており、仮想通貨アナリストであるDon Altは以下のように述べている。
3700ドルのラインを抜け出すまで、3300ドルから3600ドルの間に留まり大きな価格変動は無いと予測されます。
BTCは以前のレンジとは違う動きを見せているので、3700ドルを超えるまでは大きな動きは無いでしょう。
EthereumやBitcoinCashと比較すると、ビットコインは過去2ヶ月の価格崩れの強さを考えても、その価格をかなり保っている方である。
過去2ヶ月でETHは-93%、BCHは-95%の損失となっており、ビットコインは-72%にとどまっている。
それでも依然、仮想通貨市場は緊張状態にある。
しかし、Nasdaq、Bakkt、NYSEの先物取引のような好ファンダも来年に控えているため、仮想通貨市場の回復が始まる日も近いのかもしれない。