Botcoin(ビットコイン)は現在記録的な低ボラティリティ期間となっている。
この状況について、アメリカの投資会社Pension Partnersの研究ディレクターであるチャールズ・ビレリオ氏が、自身のツイッター上にデータを公開した。
Bitcoin's annualized volatility over the last 10 trading days: 8%. That's an all-time low. $BTC.X pic.twitter.com/m0BOq0yjGv
— Charlie Bilello (@charliebilello) October 26, 2018
このデータは「年率換算ボラティリティ」という、短期間(この場合は10日間)の価格変動範囲を計算し、12ヶ月間の予測データを算出したものである。
ビットコインは真の価格水準で安定したのか
ツイッターでは価格の安定性が示唆されたわけではないが、ビレリオ氏へのリプライでは2つの可能性についてが議論された。
ビットコインは真の価格水準として安定し、金融市場が慣れ親しんだ従来の資産のようになった。
あるいは、ビットコインがMOON(急上昇)するための準備段階に入った。
1つ目の視点は、ビットコインが一般的な資産となり始めているというものだ。
ブルームバーグは今月25日に、ビットコインのボラティリティは10日間で、「阿里巴巴」「Netflix」「Facebook」「Apple」などのハイテク企業の株式よりも安定している、と報じた。
2つ目は、これまでの弱気市場は2017年の年末のような大きな上昇が起こる準備段階であるというものだ。
どちらにせよ、現時点ではデータ内容だけで正確に予測することは不可能であり、今年様々な予測がされたが答え合わせは年末となりそうだ。