BaseがAzulテストネットアップグレードを開始
コインベース(Coinbase)が支援するL2(レイヤー2)ネットワークBaseは、分散化、パフォーマンス、開発者エクスペリエンスの向上を目指し、テストネット上でAzulアップグレードを開始した。
Base Azul is live on testnet – our first independent network upgrade.
Azul makes Base more secure, performant, and easier to build on.
More on what's inside: https://t.co/Ls6bGGCxVP
— Base (@base) April 21, 2026
Base Azulがテストネットで稼働開始しました。これは当社初の独立したネットワークアップグレードです。Azulにより、Baseのセキュリティ、パフォーマンス、そして構築の容易性が向上します。
Baseは、2026年5月13日(水曜日)に予定されているメインネット稼働開始に先立ち、テストネットでAzulアップグレードをリリース。Azulは、Baseが独自の合理化されたスタックに統合して以来、初の独立したネットワークアップグレードとなる。
このアップデートでは、TEEとゼロ知識証明を組み合わせたマルチプルーフシステムが導入され、どちらの方法でも提案を確定できるようになり、両者が合意すれば引き出しの確定期間を最短1日に短縮できる。また、Azulではbase-reth-nodeが唯一の実行クライアントとなり、新たにbase-consensusクライアントが追加され。
同社によると、このアップグレードによりネットワークの信頼性が既に向上し、空ブロックが約99%削減され、内部テストでは毎秒5,000件のトランザクションを複数回処理できるようになったという。なお、このアップグレードによりBaseはイーサリアムの大阪仕様に準拠するとのことだ。
マルチプルーフでBaseは分散化により一歩近づく
Azulの主な特徴は、信頼できるTEE(実行環境)とZK証明(ゼロ知識証明)を1つの検証システムに統合したマルチプルーフの導入だ。
どちらの証明タイプも独立して提案を確定できるため、冗長性と耐障害性が確保されるが、両方が一致した場合、出金処理は最短1日で完了する。これはチェーン間で資産を移動するユーザーにとって大きな改善となる。またこのモデルは、セキュリティ層をさらに強化するもので、矛盾が生じた場合、パーミッションレスなZK証明がTEE証明を上書きできる。この設計により、ネットワークはステージ2分散化に近づく。ステージ2分散化とは、L2ネットワークにおける中央集権的な制御を削減するためのベンチマークだ。
証明以外にも、AzulはBaseのソフトウェアスタックを簡素化するために、バックエンドに大幅な変更を加えている。ネットワークを単一のパフォーマンス重視のクライアントスタックに移行し、メインの実行クライアントとしてbase-reth-nodeをbase-consensusという新しいコンセンサス・クライアントを採用する。このアップグレードにより、ネットワークはイーサリアム(Ethereum)の最新の実行標準に準拠。その結果、ほとんどの開発者は既存のアプリケーションに変更を加えることなく、スループットの向上と運用上の複雑さの軽減というメリットを享受できる。
Azulはさらに、Baseをイーサリアムの最新の大阪実行レイヤー仕様に準拠させている。この互換性アップデートにより、開発者エクスペリエンスが向上するとともに、ほとんどのアプリケーションにとって混乱を招く変更を回避できる。なお、ローンチ前にシステムをテストするため、Baseでは5月4日までImmunefi上で監査コンテストを開催。重大な脆弱性に対して最大25万ドル(約4,000万円)の報酬を提供する予定だ。























