日本企業Convano、ビットコイン大量追加購入でBTC保有を拡大

Convano(コンヴァノ)がビットコイン大量追加購入

Convano(コンヴァノ)は、バランスシートに新たに85.8ビットコイン(Bitcoin/BTC)を追加し、ビットコイントレジャリーとしての存在を強めている。

日本でネイルサロンチェーンとしてスタートし、その後、アジアを代表するビットコイントレジャリーに転換した同社は、14億5,700万円に相当する85.8BTCを追加購入した。現在のBTC保有数は605.75BTCで、ビットコイン積立戦略を採用している上場企業の中で57位となっている。

この取り組みは、2027年3月までに21,000BTCを取得するという目標の一環で、9月29日に29.71BTCを、社債と現金準備金の形で1BTCあたり平均1,670万円で購入。翌30日、社債と社内準備金を同様に活用し、平均価格1,710万円で56.12BTCを追加購入し、2日連続での購入となった。

2027年3月までに2万1,000BTCを保有することを目指す

同社は、2025年も積極的なビットコイン積立戦略を継続し、現在605.75BTCを保有しているす。

7月31日に200BTC、8月22日に155BTCを購入しており、これらの購入はすべて、社債、新株予約権、社内資金を組み合わせて実施され、同社の買収総額は約104億円にのぼっており、2万1,000BTCの目標を達成すれば、ビットコイン総供給量の0.1%を保有することになる。

同社は、トレジャリー戦略のために追加資本の調達予定はないものの、ビットコインの取得資金は主に保有BTCから調達することを目指している。また、ビットコイン・インカム事業の一環として、オプション取引も活用し、ビットコインによる収益増加を目指している。これらの取り組みにより、同社は外部資金の調達に頼らずに保有資産を複利化することが可能となる。

ただし、同社の上石本彩代表取締役社長は、2026年3月期の財務予測にビットコインの取得を織り込んでいないことを認めている。同社の監査法人は現在、会計処理について協議中で、価値をより正確に把握するため、(イファース:International Financial Reporting Standards=国際財務報告基準)に基づく再評価モデルへの移行も検討しているという。

日本語訳:
速報:日本の上場企業であるコンヴァノ株式会社(6574.T)が85.8BTCを追加購入し、保有ビットコインは合計605.75BTCとなりました。

コンヴァノのトレジャリー戦略は、日本のメタプラネット・ビットコイン取得イニシアチブに倣っており、同社は現在約25,555BTCを保有しており、ビットコイン・トレジャリー企業の中で5位にランクインしている。なお、Bitcoin Treasuriesによると、現在、BTCを保有する上場企業上位100社のうち、7社が日本企業となっている。

 

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