ビットコインが世界第5位の資産に
ビットコインの時価総額は、Googleの親会社であるAlphabet(アルファベット)、銀、Amazon(アマゾン)を抜き、世界第5位の資産となった。
CompaniesMarketCapのデータによると、ビットコインの時価総額は1兆8,000億ドルを超え、Google、銀、Amazonを公式に追い抜き、世界第5位の資産となった。ビットコイン(Bitcoin/BTC)の上昇は、マクロ経済の不確実性の中でヘッジ手段としての役割を強化し、「デジタルゴールド」という見方を確固たるものにしている。今回、世界第5位お資産となったビットコインは、Googleの親会社であるAlphabetを時価総額で120億ドル(約1.7兆円)上回っている。
これはデジタル資産にとって歴史的な出来事であり、ビットコインの進化における新たな重要な転換点となることは間違いなく、この新たな節目により、ビットコインはデジタルの周縁的な実験段階から主流の金融力へと進化を遂げると期待されている。
なお、現時点での時価総額上位5つの資産は以下のとおりだ。
- 金:14兆ドル以上
- Apple:約2.7兆ドル
- Microsoft:約2.6兆ドル
- サウジアラムコ:約2兆ドル
- ビットコイン:約1.9兆ドル
支持されるデジタルゴールド説
ビットコインは現在、2兆4,000億ドル(約342.6兆円)で、世界で4番目に価値の高い資産であるNVIDIAに狙いを定めている。
ビットコインが金に追いつき、金の価値に匹敵するためには1,000%以上の上昇が必要となる。TradingViewによると、ビットコインは今週12%急騰し、投資家の信頼感が高まる中、93,500ドルを超えた。
一方、ビットコインと従来の株式市場の乖離(かいり)が拡大していることで、マクロ経済の不確実性に対するヘッジ手段としてのビットコインの地位が強化され、「デジタルゴールド」という説が支持されている。この変化は、ビットコインETFへの関心の高まりという形で現れている。
ビットコインがGoogleを上回ったことは象徴的な勝利であるだけでなく、デジタル時代における価値の保存、伝達、そして認識におけるより大きな変化を象徴している。