BitGo、機関投資家の需要に応えるグローバルOTC取引デスクを立ち上げ

BitGoはグローバルOTC取引デスクを立ち上げ

米・カリフォルニアに本拠を置く仮想通貨カストデイBitGo(ビットゴー)は、上場計画の一環として、デジタル資産のグローバルOTC取引デスクを導入した。

BitGoは、スポット取引やデリバティブ取引などの商品を扱うグローバルOTC仮想通貨取引デスクの開設を発表した。報道によると、同取引所のOTC取引デスクは、機関投資家がスポット取引やオプション取引ができる環境を提供するほか、貸付、利回り創出、保管サービスにもアクセスできるようになるとのことだ。同社は最新ブログで、2024年初頭からステルスモードで運用してきたOTCデスクが開設されることを明らかにしたほか、この期間中、プラットフォームは数十億ドルの取引量と1億5,000万ドル(約227.8億円)を超える貸付残高を記録した事を公表した。

2013年に設立された同社は、デジタル資産保管サービスを2,000以上の機関投資家に拡大しており、同社のサービスは90カ国で利用可能。同社は2024年12月に、小売に特化した新しいプラットフォームを発表した。

BitGoは上場を視野

機関投資家による仮想通貨への需要が高まる中、BitGoはサービスを拡大している。

さらに同社は、IPO(新規仮想通貨公開)を検討しているという。同社は、2025年後半の上場の可能性について、潜在的なアドバイザーと協議中であると報じられている。同社は2023年に、ゴールドマン・サックス、DRWホールディングス、レッドポイント・ベンチャーズ、バロール・エクイティ・パートナーズなどの投資家から、17億5,000万ドル(約2,657.88億円)の評価額で1億ドル(約151.8億円)を調達。ただし、協議は継続中であり、最終決定はまだ下されていない。

機関投資家向け新OTC取引デスク

BitGoの新OTCデスクは、機関投資家にスポットおよびオプション取引、および信用取引を促進するための貸付を提供すると同社は発表した。

2024年初めから、数十億ドルの取引量と1億ドルを超える貸付残高を持つ選ばれた顧客にサービスを提供してきた同社は、デスクは米国のほかに、香港や中東の複数国でも利用可能となっている。

2022年に仮想通貨取引所FTXが崩壊し、その後Genesis、BlockFi、Celsius Networkなどの大手貸し手が破綻した後、デジタル資産取引は大幅に減少。その結果、米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の仮想通貨支持の姿勢が一因となっている現在の仮想通貨強気相場で、投資家はレバレッジの選択肢が少なくなっている。

BitGoは、カストディアンネットワークを活用し、投資家がサードパーティのカストディプロバイダーに頼ることなく、資産を直接取引および交換できるようにする予定だ。ジェネシス(Genesis)とブリッジウォーター(Bridgewater)の元幹部であるマット・バレンズワイグ(Matt Ballensweig)氏と、OSLグループにいたステファン・フォン・ヘーニッシュ(Stefan Von Haenisch)氏がデスクを率いており、バレンズワイグ氏は次のように述べている。

多くの市場サイクルを見て、何が機能し、何が機能しないかを理解した上で、当社は密かに適切な機関投資家向け仮想通貨取引デスクを構築しており、今では他のブローカーが提供できないものを提供できると確信しています。資本市場と取引への進出は、私たちが目指す方向の自然な延長に過ぎません。

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