イーロン・マスク氏が絵文字をツイートし、テスラ株は放棄しないと示唆

イーロン・マスク氏がまたもツイート

テスラ(Tesla)社のイーロン・マスク(Elon Musk)CEO(最高経営責任者)が5月19日(水曜日)、テスラが「ダイヤモンドの手」を持っていると述べ、同社は15億ドルのビットコイン(Bitcoion/BTC)を放棄しないことを示唆するツイートを発信した。

CoinMarketCapより画像引用

CoinMarketCapの調べによると、世界で最も人気の仮想通貨であるビットコインは5月19日(水曜日)に30%も急落し、1月下旬以来の最低レベルである30,000ドルをわずかに上回るにとどまった。5月20日13時時点のビットコイン価格は、1BTC=4,319,000円(39,679ドル前後)前後、前日同時刻比で-1.34%、1週間で-22.52%下落している。また、この下落に伴い、一時113兆円超あった時価総額も大幅に減り、現在80兆8,328億円強となっている。

イーロン・マスク氏による気になる発言

テスラのCEOであるマスク氏は、過去24時間のある時点でビットコインの価値を半減させた仮想通貨全体の売却にもかかわらず、ビットコインを敬遠しているようには見えない。

19日のツイートで、同氏は短文+絵文字の組み合わせで、テスラ社は「ダイヤモンドの手」を持っていると述べ、テスラ社がビットコインの15億ドル(約1,636億円)の株式を放棄しないことを示唆している。

NEXTMONEYの特集記事「テスラが「環境への多大なコスト」を理由に、ビットコインの支払いをやめる」で報じているように、5月12日(水曜日)に、テスラ社はマイニングプロセスに関する環境問題を理由に、ビットコインを使用した支払いを一時停止したと述べた。その後、同じ日に3,000億ドルが仮想通貨市場全体から一掃されました。また、マスク氏は週末にツイッターで同社が保有するビットコインを売却する可能性があることを示唆したが、後に同社は売却しないことを明らかにしている。

テスラが「環境への多大なコスト」を理由に、ビットコインの支払いをやめる

2021.05.13