グレイスケールが新たなアバランチ信託商品得雄立ち上げ
グレイスケール(Grayscale)は新たなアバランチ(Avalanche)信託の立ち上げを発表。認定投資家が自社のプラットフォームを通じてアバランチ(AVAX)に投資できるようにした事がわかった。
大手資産運用会社のグレイスケールは、AVAXに焦点を当てた新たな信託「Grayscale Avalanche Trust」を立ち上げた。スケーラビリティ、セキュリティ、分散化で知られるブロックチェーンプラットフォームアバランチのAVAXトークンへの投資家のアクセスを強化することを目的としたこの信託は、AVAXトークンへのエクスポージャーを提供。同社の仮想通貨製品の範囲を拡大し、認定投資家にアバランチへの参加の機会を提供する。
グレイスケールは、この信託は投資家に多様な仮想通貨へのエクスポージャーを提供するという同社の戦略の一部であると述べており、製品および研究責任者のレイハネ・シャリフ=アスカリー(Rayhaneh Sharif-Askary)氏は次のように述べている。
Grayscale Avalanche Trustの開始は、仮想通貨エコシステムのエキサイティングな開発にアクセスする革新的な機会を投資家に提供するというグレイスケールの継続的な取り組みを強調しています。
グレイスケールがRWAトークン化主要プラットフォームの地位を確立
この新たな信託は、グレイスケールの既存ファンドと同様に運営されており、同社の20を超える仮想通貨投資商品のリストに大きく加わることになる。
2024年8月23日10時の時点で、Grayscale Avalanche Trustの株価は12.23ドル(約1786.5円)で取引されており、管理手数料は2.5%となっている。同社は、ソラナ(Solana)、ステラ(Stella)、チェーンリンク(Chainlink)、ニア(Near)、ライトコイン(Litecoin)など、さまざまな仮想通貨に結びついた信託も提供。同社は今月初め、スイ(Sui/SUI)とビッテンソル(Bittensor/TAO)に投資する新しいファンドを立ち上げたばかりだ。
グレイスケールによると、アバランチはさまざまな機関や企業と協力することで、RWA (Real World Asset=現実世界の資産)トークン化の主要プラットフォームとしての地位を確立しており、同社のマネージング・ディレクター兼製品および研究責任者であるシャリフ・アスカリ(Sharif-Askary)氏は次の様に指摘している。
主要な戦略的パートナーシップと独自のマルチチェーン構造を通じて、アバランチはRWAトークン化の推進において極めて重要な役割を果たしています。