ロビンフッド(Robinhood)、ユーザーへのAIによる投資アドバイスのためPluto Capitalを買収

ロビンフッド(Robinhood)がPluto Capitalを買収

仮想通貨および株投資アプリを手掛けるロビンフッド(Robinhood)は、AI(人工知能)による投資インサイトプラットフォームPluto Capitalの買収を発表した。

ロビンフッドは、AIによる投資インサイトプラットフォームであるPlutoを買収。今回の買収により、AIの機能を活用した投資アドバイスを提供することで、仮想通貨取引所のユーザーを支援でき、同取引所は、ユーザーが強化されたデータ分析にアクセスできるようになると述べている。

Plutoはジェイコブ・サンスベリー(Jacob Sansbury)CEO(最高経営責任者)によって設立され、AIを搭載したパーソナライズされた投資アドバイスとリアルタイム分析で有名だ。今回の動きは、仮想通貨業界にもっと関与するというロビンフッドの計画に沿っており、ロビンフッドのエンジニアリング担当副社長であるマヤンク・アガルワル(Mayank Agarwal)氏は、Plutoを称賛したうえで、次のように述べている。

彼らは金融サービス業界で高く評価されている素晴らしいプラットフォームを構築しました。彼らの人工知能の専門知識と、金融を民主化するというミッションに沿った情熱が、AIを活用したツールを顧客に提供するという当社のチームの取り組みを補完してくれることです。

なお、買収時の金銭的条件は明らかにされていない。

ロビンフッドによる拡張と買収によるロビンフッドのメリット

ロビンフッドは、Crypto、Retirement Products、クレジットカードなど、サービスを拡大しており、同社は個々の投資家と協力して、仮想通貨ポートフォリオを強化している。

Plutoのテクノロジーは、現在の市場データとユーザーのポートフォリオを分析し、カスタマイズされた投資の提案を提供。サンスベリーCEOは、小売投資家のアクセシビリティーを強調し、すべての人に民主的にアクセスを与えることは非常に重要であると述べている。また、ロビンフッドに加わることへの期待を強調し、金融サービスへのアクセスを民主化する製品を構築するのに理想的な場所であると述べている。

ロビンフッドは、手数料ゼロの取引モデルで金融革新の最前線に立ってきた経緯があり、PlutoのAIツールの追加は、サービス提供を強化するための戦略的な動きと見られている。今回の買収により、投資に関する洞察が強化され、ユーザーのエンゲージメントと忠誠心が深まる可能性が高い。さらに、ロビンフッドのユーザーは、強化されたデータ分析にアクセスできるようになる。

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