OKXがCHILIZと提携してスポーツとエンターテインメントにおけるブロックチェーンのイノベーションを促進

OKXがCHILIZと提携でブロックチェーンのイノベーションを促進

世界第4位の仮想通貨取引所であるOKXは最近、Chiliz(チリーズ)ブロックチェーンのバリデータになることを計画していることが明らかになった。

今回の提携により、OKXは、スポーツとエンターテインメントに対応するレイヤー1(※以下、L1と表記) EVM(イーサリアム仮想マシン)互換の最高峰ブロックチェーンであるChiliz Chainの新たなバリデータとして参加。今回の戦略的な動きは、ネットワークのガバナンス、セキュリティ、スケーラビリティを強化し、スマートコントラクトのシームレスな実行と強固なトランザクション検証に不可欠である。

OKXはバリデーターとしてChilizエコシステムに統合することで、仮想取引所の領域から豊富な専門知識をもたらし、Chiliz Chainの能力を増強することが期待されている。今回の提携は、PSG、EDF Group、K League、Infstones、Ankr、Paribu、Meria、Luganodesといった新たに発表されたバリデータと並んで、エコシステムを強化するとみられている。

OKXとChilizのパートナーシップは、重要なマイルストーンによって示された確固たるコミットメントを強調。OKXは2021年3月以降、ChilizのネイティブトークンであるCHZのスポット取引を通じて、そのアクセス性を高める上で極めて重要な役割を果たしているとのこと。

ファントークン上場でスポーツコミュニティと積極的に関与

OKXは2023年10月にChiliz (CHZ) 2.0のメインネット統合をサポートしており、トッテナムホットスパーFCやマンチェスターシティのような著名なサッカークラブのトークンを含むさまざまなファントークンを上場することで、スポーツコミュニティと積極的に関わっている。

Chiliz Chainは先駆的なプラットフォームであり、SportFiエコシステムを通じて、スポーツブランド、ゲーム会社、ファン間の交流を促進。ブロックチェーン技術を活用することで、ファントークン、NFT、dApps(分散型アプリケーション)の作成を可能にしていることで知られている。実際、ChilizはSportFiの最前線に立っており、スポーツとエンターテインメントのための最高のL1 EVM互換ブロックチェーンであるChiliz Chainを搭載したインフラを誇っている。

ChilizネイティブトークンCHZを軸に、多様なエコシステムが繁栄しており、その中核となるのが、Chiliz Chainの主要製品であるSocios.comであり、200万人を超えるグローバル・コミュニティを誇っている。これは、金融/取引中心ではないWeb3消費者向け製品としては、ユーザーベースで世界最大となり、Chilizは、FCバルセロナ、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・シティ、ユベントス、S.S.C.ナポリ、インテル・ミラノ、ACミラン、アーセナル、アトレティコ・マドリード、A.S.ローマ、主要F1チームなどのスポーツ大手を含む、数多くの有名ブランドとのパートナーシップを結んでいる。