NFT売上が4週連続減少
NFT（非代替性トークン）は、2024年3月にわたって売上が大幅に減少しており、最新情報によると、NFT市場の売上は前週から13%以上減少していたことが分かった。
特に、NFT市場の下降傾向は、3月から4月の第1週を通じて他のセクターの驚くべき成果とはまったく対照的な値動きとなっている。3月には仮想通貨の取引高がATH（過去最高）に達し、スポット取引高は108%増の2兆9,400億ドル（約445.8兆円）となった。同様に、スポットビットコインETFの需要も、特に先月にわたって増加しており、伝えられるところによると、ビットコインETFの純流入額は合計126億ドル（約1.9兆円）を超え、BlackRock（ブラックロック）のIBIT（iShares Bitcoin Trust：iシェアーズ・ビットコイン・トラスト）がトップとなり、合計流入額は147億7,000万ドル（約2.2兆円）を誇っている。
しかし、NFTマーケットプレイスの売上は前週比13.72%減と急落し、4週連続の売上減少となった。3月29日から4月5日まで、市場は急激な低迷を経験し、上位のNFTブロックチェーンは毎週売上の落ち込みを記録している。
その他のNFT価格動向
Crypto Slamの最新データによると、過去7日間で6,600万ドル（約100億円）以上を達成したにもかかわらず、ビットコインベースのNFT売上が前週から17.99%減少しており、高い関心が寄せられている。
また、イーサリアム（Ethereum/ETH）も2024年4月の第1週の売上総額6,398万ドル（約97億円）と続き、8.89%の下落となった。ソラナ（Solana）、ミトス（Mythos）、ポリゴン（Polygon ）といった、他の大手NFTブロックチェーンも、それぞれ 12.70%、4.36%、19.7% の売上の落ち込みを記録している。主要なNFTコレクションを考慮すると、Uncategorized Ordinalsが2,111万ドル（約32億円）で週のNFT売上でトップの地位を誇り、BAYC （Bored Ape Yacht Club）が668万ドル（約10億円）でこれに続いている。
