バイデン米国大統領のレーザーアイツイートはビットコイン支持の兆候か

バイデン米国大統領のレーザーアイツイートが憶測をかき立てる

米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は、レーザーアイの投稿で仮想通貨コミュニティの憶測をかき立てている。

日本語訳:
私たちが描いたように。

バイデン大統領率いる政権は主に反仮想通貨とみられており、2023年、同大統領はビットコインマイナーや仮想通貨トレーダーを対象とした厳しいが失敗に終わった政策姿勢でこの見方を煽った。このような反対の認識を背景に、バイデン大統領の公式Xアカウントがレーザーの目をした大統領の写真を含む不可解な投稿をシェアした際、ビットコイン支持者が驚愕。レーザーの目は、仮想通貨界でビットコインの強気を表すために通常使用されるシンボルとして認識されているものだ。

バイデン氏はビットコインに関連した何かをほのめかしている可能性があるのか、それともこの投稿には見た目以上の何かがあるのか、仮想通貨市場内外で憶測が広がっている。

バイデン大統領レーザーアイはアカウント侵害か

2024年2月12日(月曜日)、仮想通貨コミュニティの多くは、ハッカーがバイデン米国大統領のXアカウントを侵害したのか、それとも不正な側近による悪ふざけを見ていたのか、疑問に感じたと言う。

現在物議を醸している投稿には、“私たちが描いたとおりに”という不可解なキャプションが付けられており、多くの仮想通貨コミュニティメンバーが信じられないように、多くの人にはビットコインのレーザーアイのように見えるものを身に着けている大統領の姿が見られた。しかし、この投稿に伴う不信感は、ビットコインの興奮を煽るためにそれを利用する人々を妨げるものではない。著名な仮想通貨トレーダーでインフルエンサーの@Ash Crypto氏は、「ジョー・バイデンはビットコインを保有しているのか?」とコメント。さらに、Gokhshtein Mediaの創設者であるデビッド・ゴクシュタイン(David Gokhshtein)氏も「ドルをビットコインに置き換えるのですか?」とコメントしている。

ビットコインレーザーアイズではないのか

仮想通貨サークルでのレーザーアイの人気にもかかわらず、このミームはビットコインレーザーアイ運動よりも前から存在していると同時に、仮想通貨コミュニティ以外では、主要な仮想通貨とのつながりを知っている人はほとんどいない。

このミームは、2024年の本選挙に先立ってバイデン陣営でも採用が増えており、最近の例では、スーパーボウル決勝でカンザスシティ・チーフスが勝利したことを受けて、米国大統領がこのミームを利用してドナルド・トランプ(Donald Trump)支持者の一派を攻撃しているようだと言われている。

25対22で終わったチーフスとサンフランシスコ・49ersの試合に向けて、民主党がチーフスに有利になるように試合を不正操作したという極右トランプ支持者らの間で根強い陰謀論が流れていた。試合前にバイデン陣営が公開したTikTok動画は、政権が陰謀論を知っていたことを示唆。ビデオ内の主張の間違いをあからさまに暴く代わりに、バイデン大統領はそれについて冗談を言いながら、政治的なほのめかしも演じているようである。物議を醸している最近のバイデン大統領のツイートは、TikTokビデオの延長のようで、何かが起こる前に超人的な視力や知識を持つ人物を描写するためにレーザーアイの使用法を利用している。

バイデン氏の最近のツイートはネット上で憶測を煽り続けているため、その意味を適切な文脈で理解する必要がある。