マウントゴックス(Mt.Gox)CEOが債権者を興奮させる新たな暴露

新しいマウントゴックスの免責事項

マウントゴックス(Mt,Gox)元CEO(最高経営責任者)のマーク・カルプレス(Mark Karpeles)氏は、係争中のウォレットに8万BTCを預けたクレイグ・ライト(Craig Wright)博士の主張を信用しない暴露をした事が分かった。

MtGox取引所が悪用されてから10年以上が経ち、同取引所の元CEOであるカルプレス氏は、同プラットフォームの債権者にとって興味深いかもしれない新たな事実を明らかにした。同氏は、ライト氏と、1Feexで始まるウォレットアドレスに存在する約80,000 BTCに近い請求に関する会話に引きずり込まれたという。数多くの訴訟や著作権所有権の主張の中でライト氏は、マウントゴックスから送信されたそのアドレスにある8万BTCを所有していることをほのめかしているが、コミュニティはカルプレス氏にこの主張についての考えを聞くよう求めた。

カルプレス氏はすぐに、マウントゴックスからウォレットアドレスへの資金の送金は、消滅した仮想通貨取引プラットフォームの誰にも許可されていないと指摘。そのため、同氏は、この演説でファンドに対する請求を行っている人物は、この取引プラットフォームを完全に悪用したに違いないとほのめかしており、同氏は自分自身の言葉として、次のように書いている。

日本語訳:
私は、2011年3月1日に1Feexアドレスに送られた79956.55ビットコインが、MtGoxの元のビットコインウォレットから適切な許可なしに転送されたものであり、MtGox債権者の利益のためにMtGox不動産に属する盗まれた財産であるとみなされることをここに証明します。

この宣言は、現時点では未解決のままであるマウントゴックス債権者の請求に新たな陰謀をもたらしている。マウントゴックス債権者が請求できるコインに8万ビットコインを追加する追加請求が可能かどうかは依然として不明だ。また、80,000 BTC は総額 2,306,044,800ドルに相当し、債権者全体に影響を与える可能性がある金額だ。

マウントゴックス債権者の主張:最新情報

2011年に行われたハッキング事件については、まだ債権者に全額返金されていないものの、2023年4月に返済登録が締め切られたため、直前に変更がなければ10月までに返済が完了すると債権者らは予想している。

スケジュールに変更はないが、再編委員会が適切であると判断し、東京地方裁判所から必要な承認を確保した場合、同スケジュールは変更される可能性がある。ただし、遅延にもかかわらず、長期的には返済を待つ価値があるかもしれないとの予測もある。

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