コインベース(Coinbase)CEOはバンク・オブ・アメリカに銀行口座閉鎖を非難

コインベースCEOがバンク・オブ・アメリカを非難

米国最大の仮想通貨取引所コインベース(Coinbase)のブライアン・アームストロング(Brian Armstrong)CEO(最高経営責任者)は、コインベース顧客の一部銀行口座を閉鎖した疑いがあるとして、大手銀行バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)を非難した事が分かった。

日本語訳:
そこで、BankofAmericaは15年間使用した個人の銀行口座を閉鎖したところです。理由は示されていない。
本当の理由は?私はこのアカウントを通じてコインベースのビットコイン取引をしています。
これはビットコインと仮想通貨を巡る戦争だ。他の人に警告するためにRTしてください。私たちは黙っていません。

この問題は、仮想通貨起業家のムニーブ・アリ(Muneeb Ali)氏がツイッターで、自身の銀行口座を閉鎖するというバンク・オブ・アメリカの決定について仮想通貨コミュニティに報告。同氏は、銀行は口座閉鎖の理由を明らかにしていないが、その口座を使用したコインベース取引が原因ではないかと疑っていると述べた。同氏は、今回の銀行の動きについて、ついのように警告している。

銀行の動きは「ビットコイン(Bitcoin/BTC)と仮想通貨に対する戦争」である。


アームストロングCEOが調査に乗り出す

アームストロングCEOは、アリ氏のツイートに反応し、フォロワーたちも同様の問題に直面しているかどうか尋ねた。

日本語訳:
BankofAmericaはcoinbaseとの取引によりアカウントを閉鎖しましたか?これが問題なのかどうか興味があります。

同CEOは、バンク・オブ・アメリカの取り締まりによって影響を受けた仮想通貨取引所の顧客の数を調べるためにツイッターでのアンケートを開始。世論調査では、1,400人以上のコインベース顧客が銀行口座を閉鎖されたことが判明。同CEOはツイートでバンク・オブ・アメリカをタグ付けし、仮想通貨取引所の顧客の口座閉鎖について説明を要求。同氏はフォロワーに対し、この件について銀行に連絡すると約束したものの、バンク・オブ・アメリカはこの問題について公式声明を発表していない。

アリ氏は2023年7月15日(土曜日)に更新し、バンク・オブ・アメリカが同氏の口座を回復したことをフォロワーに伝えた。閉鎖の理由について尋ねられたところ、銀行はアリの口座のリスクプロファイルが基準を満たしていないと述べたものの、この問題を再検討した後、銀行は決定を覆したとみられている。