Binanceがハッキング対策に!?
取引量で世界第1位の仮想通貨取引所であるBinanceが大規模攻撃の標的にされ話題になりました。今回の攻撃で、約2分程度の時間で行われ、非常に巧みなフィッシング及び、盗難にあったとされています。
バイナンスのシステム作動により、ユーザー達の資金は安全であると公表されています。
この事件をきっかけに、Binanceは「Binance ハッカー懸賞金」というものを発表しました。
Binanceは、流動性の低いVIAを用い、利益を最大限にするために、機が熟すまで行動を起こさなかったことから、ハッカー達が非常に巧みで計画的であると述べています。
このようなことから、Binanceは以下のように提案を出しました。
「$25万(約2650万円)相当の賞金は、2018年3月7日に行われたハッキングに関係するハッカー達の法的逮捕に結び付く情報を提供した者に贈呈されます。」
そして、この賞金がどのような流れで支払われるのかも明示しました。
まず逮捕に繋がる情報提供者は、Binance自体が発行するBNBで支払われ、もし対象者が複数いる場合、企業は賞金をその対象者に分配します。
さらに、Binanceは将来的な取引所に対するハッキングにおいて1000万ドル(約10.6億円)ほどの仮想通貨を確保し、情報提供の賞金に当てるとしています。
coincheck入出金スタート!
国内大手仮想通貨取引所を運営するコインチェックは12日に580億円相当の仮想通貨「NEM」が流出した問題で、停止していた一部の仮想通貨の出金と売却を再開した。また、NEMハッキング被害者に対する日本円での補償も12日中に開始するそうです。
外部専門家による技術的な安全性等の確認が取れたと発表し、一部の仮想通貨の出金・売却を再開した。再開した仮想通貨は以下のとおりで、入金と購入は対象外となる。
出金再開対象仮想通貨:ETH、ETC、XRP、LTC、BCH、BTC
売却再開対象仮想通貨:ETH、ETC、XRP、LTC、BCH(BTCは当初から停止していない)
そして、NEMの補償される金額は1月26日23時59分時点の保有数に88.549円を掛けた額となる。