ツイッターがChatGPTツールへのデータアクセスをブロック
イーロン・マスク(Elon Musk)氏が率いるツイッター(Twitter) の新しい制限として、ChatGPTツールへのデータアクセスをブロックした事が新たに判明した。
ユーザーが24時間に閲覧できるツイート数に制限を設けた後、ChatGPTのようなAI(人工知能)ベースのチャットボットについて本格的な動きをみせた。2023年7月1日(土曜日)、同氏は、各アカウントが1日に読み取りアクセスできるツイート数に影響するルールをプラットフォームが変更すると述べた。ツイッターは、データスクレイピングやシステム操作を防ぐため、認証済みアカウントが未認証アカウントよりも優位に立つような変更を加えた。一方、新しい制限の一部は、ChatGPT の大規模言語モデルのデータベースのトレーニングに直接影響を与えるアクションが含まれている。
同氏は最近、AIベースの開発レベルに制限を設けなければ潜在的な脅威があるとして人工知能企業を批判。同氏は米国に本拠を置く大手電機自動車メーカーテスラ(Tesla)のCEO(最高経営責任者)でもある同氏は、未認証ユーザーに対する新たな制限は「過剰なデータスクレイピング」を防ぐために設けられたものだと説明している。
ツイッターに課された新たな制限
ツイッターに課された新たな制限は、ChatGPTウェブブラウザー拡張機能へのプラットフォームのデータアクセスのブロックに影響を与えていると報告されている。
以前OpenAIチャットボットは、ツイッターデータを簡単に参照し、一連のツイートを要約するなどの通常のアクションを実行できた。例えば…、ランダムなツイッターアカウントからツイートをいくつか取り出すリクエストすると、「技術的な問題」というメッセージが表示される。一方、認証済みツイッターユーザーの中には、ユーザーを保護するものとしてプラットフォームのこうした行為を歓迎している人ももちろんいる。認証済みユーザーのジェシカ・テトロウ(Jessica Tetreau)氏は、同社は最近の変更でユーザーを保護するために素晴らしい取り組みを示したと語っている。
AI can even browse Twitter for us now pic.twitter.com/FLboRKc5id
— Whole Mars Catalog (@WholeMarsBlog) June 14, 2023
AI は私たちの代わりにTwitterを閲覧することさえできるようになりました
なお、最近ChatGPTがツイートにアクセスできることがマスク氏に通知されている。