カナダのトロント大学がリップルと提携でXRPバリデータを開始| NEXTMONEY

カナダのトロント大学とリップルが提携してXRPバリデータを開始

カナダを代表する教育機関であるトロント大学は、リップル（Ripple）社と提携し、XRPバリデータを開始した事が分かった。

リップル社との提携は、同大学の革新的な試みにおける極めて重要な瞬間となり、XRPバリデータのリリースは、デジタル通貨、特にリップル社のXRPを理解し、探求と進歩に向けた同大学の強固なコミットメントを意味するという。カナダでは、コロナパンデミック時のブーム以降、仮想通貨の成長が着実に進んでおり、スタティスタ（Statista）によると、ユーザー数は、2020年の135万ユーザーから2021年には510万ユーザーに急増。毎年およそ200万人ずつ着実にユーザー数は増加しており、UBRI（University Blockchain Initiative：大学のブロックチェーンイニシアチブ）のパートナーシップは、カナダにおけるこの人気を基盤にすることを視野に入れている。

そのため、同プログラムは、同国における重要なブロックチェーンと仮想通貨技術の研究を支援するほか、仮想通貨とその周辺のキャリアに必要な技術スキルを身につける方法について学生を教育するものでもある。

学生や教員の研究機会促進とXRPの複雑さへの理解を深める

プログラムが開始された2018年以降、UBRIはカナダの大学や同僚に200万ドル以上を投資し、クリプトとブロックチェーンのイノベーションと成長を促進している。

実際、ブロックチェーンとデジタル通貨の領域への大学の新しいベンチャーは、大学の能力を再定義。この進化する技術に卓越した学術を拡張することを目的としており、このパートナーシップは、学生や教員の研究機会を促進し、XRPの複雑さへの理解を深めることになる。XRPバリデータは、リップル社のXRP Ledgerの重要な要素であり、取引の承認と記録を行う役割を担っている。XRPバリデータを稼働させることで、大学はデジタル通貨ネットワークに積極的に参加し、ブロックチェーン技術の分野での学術・研究上の地位を強化できる。

ブロックチェーンを活用したソリューションとデジタル資産XRPで知られるリップル社は、今回の提携で重要な役割を担っている。リップル社は、デジタル決済プロトコルの専門家として、ブロックチェーン技術を深く掘り下げるユニークな機会を大学に提供し、急速に進化するこのデジタル空間での地位を確固たるものにしている。トロント・メトロポリタン大学テッド・ロジャース経営大学院サイバーセキュリティ研究室ディレクターのアテフェ・マシャタン（Atefeh Mashatan）教授は、次のように述べている。