XRPがHoweyテストに失敗か
XRP訴訟のアミカス・キュリアエ（Amicus Curiae、※法廷助言人）であるジョン・ディートン（John Deaton）弁護士は、法廷に提出されたリップルの反対意見と答弁準備書面の脚注を強調し、同報告書の中で、XRPがHoweyテストに失敗したことが分かった。
ニューヨーク南部地区連邦地方裁判所は、リップル（Ripple/XRP）が有価証券とみなされるかどうかについての判決をまだ下していない。一方で、重要なリップル訴訟でXRP保有者の代理人を務めた弁護士は、リップル社の反対派の脚注と法廷に提出された返答準備書面を強調して主張。XRPはHowey分析のすべての要素を満たしておらず、したがって連邦証券法の目的の証券ではないと結論付ける合理的な根拠があると主張。別紙230には、次のように記載されている。
XRP が有価証券とはみなされない可能性が高いため、SECによる規制監督の対象となるべきではない。
SECはリップル幹部に対する告発を主張したのか
声明は、SEC（米国証券取引委員会）メールの一部で、XRPは本質的に証券ではないとスタッフが分析したにもかかわらず、なぜSECはリップル幹部に対する告発を主張したのか。
この主張に加えて同弁護士は、2018年6月13日にSEC執行部の弁護士がXRPを分析するメモを書き留めたと指摘。しかし、SECは、トークンの取引を停止するための停止命令書を含むいかなる強制も推奨していない。最近の展開として、裁判所はヒンマン・スピーチに関連した文書と電子メールを封印するという米国SECの申し立てを却下。メモは間もなく一般公開される予定である。
XRPに関するSECのメール
証拠220で参照されたメールは、XRPがHoweyテストを満たしていないため、XRPを有価証券として考慮しない合理的な理由があると主張している。
I think they were included but not all referenced in the brief in argument.
BUT I MISSED THIS EVEN THOUGH I TWEETED IT OUT.
Read the footnote:
Exhibit 220 is part SEC emails: XRP is mentioend and that there are reasonable grounds XRP doesn’t satisfy ALL Howey factors. HUGE. pic.twitter.com/Y3AELAjwbF
— John E Deaton (@JohnEDeaton1) May 20, 2023
それらは含まれていたと思いますが、弁論準備書面ですべてが言及されているわけではありません。
しかし、ツイートしたにもかかわらず、これを見逃していました。
脚注を読んでください:
証拠220はSECの電子メールの一部です。XRPについて言及されており、XRPがすべてのHowey要素を満たしていない合理的な理由があることが記載されています。巨大。
メールには「XRPはハウイー分析のすべての要素を満たしておらず、したがって連邦証券法の目的における『有価証券』ではないと結論付ける合理的な根拠がある」と書かれている。リップルに対するSEC訴訟は、XRPとほとんどの仮想通貨はハウイー・テストに基づく用語の定義を満たしているため有価証券として分類されるべきだという主張にかかっている。したがって、SECまたはその関係者が内部文書でXRPが有価証券に該当しないことを認めた場合、その訴訟にとって悲惨な結果となる可能性がある。
