タイ中央銀行総裁、スピーチでブロックチェーン技術の導入を検討
タイの中央銀行のタイ銀行総裁は7月12日に開催された「ブルームバーグ・ASEANビジネスサミット」のスピーチのなかで、同国内政府の金融サービスにブロックチェーン技術を取り入れようとしていることをスピーチで明かしました。
今回スピーチを行ったタイ銀行のウィラタイ・サンティプラポップ総裁は、ブロックチェーンを導入することで「国際送金・サプライチェーンファイナンス業務・書面の承認作業の自動化」など国の業務やセキュリティを効率化する点に注目しています。
また同氏はブロックチェーンの導入予定について次のように述べています。
「東南アジアでの金融面のインターネットやネットワークの接続しやすさを高め、国際的でスムーズな金融サービスが促進される。生体認証やブロックチェーン技術などの最先端テクノロジーを取り入れることで、顧客や国民などの金融情報を保護し、詐欺行為やサイバー犯罪の規模や数を減少させることができるだろう」
同国内では今月4日に,ICO(イニシャルコインオファリング)の規制を7月16日から施行することを発表しています。この規制で、規制当局による厳格な審査をすることで、ベンチャー企業や団体などは資金調達手段としてICOを活用することができるようになり、タイ国内での仮想通貨の成長に注目が集まっています。
文章の認証作業もブロックチェーンの技術を導入すると反しているので、実需へ向け各国が動き出していますね。
日本の民間大手もここらへんはシステム会社と進めているようですが、まだあまり表に出てきてないのが実情ですね。
やはり、一般ユーザーが目にすることろは、実需ベースより「価格」の部分なのだと思います。
まだまだ伸びていく市場で日本から世界へ向けた実需向けの仮想通貨が出てくると非常に面白いと思います。