日産が商標出願とメタバース販売テストでWeb3に進出

日産がWeb3商標を申請でメタバースに進出

国内大手自動車メーカーの日産は、4つの新しいWeb3商標を申請し、メタバースで試験販売する予定であることが分かった。

バーチャルストア「Nissan Hype Lab」の 3 カ月間の実証実験を実施し、メタバースで日産車を研究、相談、試乗、購入することを発表 。日本の自動車ブランドである日産は、長年にわたって多くの開発をしており、今後数年間で自動車の物語を変えることも目指している。その中には、テクノロジーとコマースの未来を受け入れるための新たな開発も目前に捉えている。日本の自動車メーカーは、ビジネスの未来を形作る上で、ブロックチェーン技術とメタバースの計り知れない可能性を認識しています。このように、日産はゲームの先を行くために積極的なアプローチを取っています。

同社は3月7日にUSPTO(米国特許商標庁)に複数の商標出願を提出。パイロットプログラムが、ユーザー間の仮想土地の購入、販売、構築を容易にする仮想環境であるディセントラランド(Decentraland)と協力していくとのこと。

日産の事業計画にはNFTマーケットプレイスも視野に

仮想販売には、主にチケット、車、衣服、ヘッドギア、おもちゃ、トレーディングカード、NFTの販売と鋳造が行われるNFTマーケットプレイスが含まれるという。

日本語訳:
NISSAN は4つの商標出願を提出しました
▶️インフィニティ
▶️ニスモ
▶️日産

ファイリングは、の計画を示しています
・仮想服 + 車
・仮想グッズ + NFT のストア
・NFT マーケットプレイス + 取引 + 採掘
・メタバース広告サービス

同社の申請に基づき、この申請はニスモ、日産、インフィニティなどの一部のブランドを対象としていることが分かっている。なお、これらの展開に合わせて、日産もメタバースでの試験販売を行う予定で、同社は、メタバースにおける仮想トランザクションの可能性を認識している。

アートワーク、画像、オンラインビデオ、サウンド、オーディオ、トレーディングカード、音楽など、さまざまなサービスに顧客がアクセスできるようにする実験的なプログラムを開始する計画だ。また、これらのサービスに追加されたのは、同社のNFT(非代替性トークン)とその作業プロセスに関する情報を提供するWebサイトだ。同社は、ユーザーがダウンロードできないコンピューターソフトウェアとして提供されるデジタルウォレットを作成する計画も明らかにしている。

日産によるこの動きは、ブロックチェーン技術とメタバースの採用の拡大を示唆しており、確立された企業がこれらのテクノロジーに注目し、競争力を維持するために適応していることも示している。パイロット プログラムは2023年後半に開始される予定で、日産はメタバースでの仮想製品販売の可能性について楽観的な見方をしていると海外メディアは報じている。今回の日産による計画が成功すれば、他の企業が後に続き、事業運営に大きな変化をもたらす道が開かれる可能性もある。