エルサルバドルはビットコイン上昇で8,000億ドルの債務を全額返済

エルサルバドルは債務を利子付きで全額返済

エルサルバドルのナシブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領は、Twitterで、8,000億ドル(約13兆円)の債券が利子付きで支払われ、エルサルバドルの「ビットコインへの賭け」が続いていることを発表した事が分かった。

日本語訳:
過去1年間、ほとんどすべてのレガシー国際ニュースアウトレットは、私たちの「Bitcoin賭け」のために、エルサルバドルは2023年1月までに債務不履行に陥るだろうと述べていました(今日満期となる8億ドルの債券があるため)。
文字通り、何百もの記事

ブケレ大統領は、これらの記事の 1 つだけを強調しし、スペインのニュース プラットフォームEl Paisの記事を引用し、投資家がエルサルバドルが債務を履行できるかどうかを疑っているという報道に着目。この報道について、ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格下落と結び付けていると指摘している。同記事は、エルサルバドルの法定通貨としてのビットコインに対するIMF(国際通貨基金)の不満を挙げている。さらに同大統領は、金融商品、企業、政府などについての信用状態について独自の格付け情報を提供するFitch Rating(フィッチの信用格付け)の引き下げについても取り上げている。

ブケレ大統領はこれまでにもTwitterで同国に対する報道に注目

ブケレ大統領は別のツイートで、7月にニューヨーク・タイムズに掲載された全ページに注目しており、エルサルバドルが破綻するというストーリーを仕立てるのに役立ったと考えており、Twitterを通じて次のように述べている。

日本語訳:
全ページがNytimesとすべてに広がり、エルサルバドルが破綻し、債務不履行に陥るという物語が作成されます。
当時、私は彼らに声をかけましたが、もちろん、すべての国際報道機関と彼らの「経済の天才」ではなく、誰が私たちを信じるでしょうか?

さらに別のツイートで、彼は、IMF の合意がなければ、国の「ビットコインの損失」のために、エルサルバドルは 2023 年の国債返済ができないと述べたさまざまな報道についても言及。同大統領によると、エルサルバドルが債務不履行になると述べた何百もの報道機関すべてに反対して、コロンビアのSemana.comだけが、彼の国が債務を返済したと報道している。

エルサルバドルのビットコインへの支出は、その財政のごく一部にすぎないと理解されているものの、次の強気市場の基盤を築くために、同国は仮想通貨からもう1つ引き戻すことを期待する必要があるかもしれない。