セルシウス(Celsius)は債権者に新しいトークンを発行して返済へ

セルシウス(Celsius)が新しいトークンを発行か

金融テクノロジープラットフォームセルシウス(Celsius)は現在、破産から抜け出すために債権者に返済する新しいトークンを発行する計画を考案している事が分かった。

1月24日(火曜日)、セルシウスが法廷で行った声明によると、同社は再建と破産からの脱出提案の一環として債権者に補償するため、新しいデジタル資産トークンの発行を検討していることが分かった。ビデオ裁判所の公聴会で、同社のロス M. クワステニエット(Ross M. Kwasteniet)弁護士は、セルシウスを適切に認可された上場企業に再編成することは、資産を売却するよりも債権者に多くのお金をもたらすと述べた。

再編提案は、最初に債権者による投票にかけられ、同社のプラットフォームに暗号通貨を保管しているセルシウスの顧客が含まれる。米国破産を専門とするマーティン・グレン(Martin Glenn)判事は、提案を受け入れるかどうかを決定する際、その投票の結果を検討するとのこと。クワステネット弁護士によると、仮想通貨レンディング大手であるセルシウスが2022年に破産申請した後、同社は資産の提供を求めながら、機能する企業としての地位を売り込もうとしたものの、個々の資産に対して行われた入札は十分に魅力的ではなかった。代わりに同社は、補償計画の一環として、新しい会社の設立と債権者への新しいトークンの配布について、さまざまな債権者組織と話し合いを実行してきた。

セルシウス計画による新たなる始まり

同弁護士は、企業がその目的に関する詳細を提供する裁判所の文書を今週後半に提出することを示唆している。

新しいビジネスは、数万台の仮想通貨マイニングマシンに加え、ローンやその他の投資のポートフォリオを構成する資産に基づいて構築される事を明らかにした。公聴会で仮想通貨マイニングのトピックについて話している間、同社の財務アドバイザーは、このセクターが過去数カ月で指数関数的な成長を遂げていることを強調している。