CBOEがビットコインETFの申請書をSECに申請
取引所シカゴオプション(CBOE)は26日、ビットコインETF申請書を米国証券取引委員会(SEC)に提出したことが明らかになりました。
今回、提出されたETF商品の提供はヴァン・エック(VanEck)社と、ソリッドX(SolidX)社が提供しており、名称は「SolidX Bitcoin Shares」とされています。
また、提出した文書は公開されており、SolidX Bitcoinのシェアだけが取引対象となっています。
・ETFとは?
ETF(Exchange-Traded Fund)の略称であり、上場投信という略称がよく用いられる。上場投資信託とは、金融商品取引所で取引される投資信託のことである。仮想通貨とならび、世界金融危機の避難先として活用されている。
ソリッドX(SolidX)は過去に2回ほど、証券取引委員会(SEC)にBTCのETF商品申請を提出していました。しかしSECは、「仮想通貨市場が完全に規制なしの状態にある」として過去の申請を却下していました。
SECは、6月14日に米サンフランシスコで開催された「Yahoo All Markets Summit:Crypto」カンファレンスで、米証券取引委員会(SEC)の関係者がBitcoin(ビットコイン)とEthreum(イーサリアム)は有価証券ではないと発表しており、今回の申請が本格的に始動することが期待されています。
もし、申請がSEC認可されたとしても、今回のETF商品が市場に出るには、2019年の第一四半期まで時間がかかるとされています。しかし、その他のアルトコインと言われる仮想通貨が有価証券に該当するかなど、仮想通貨全体としては規制の対象からは依然として規制の可能性が残されています。
さらに、米国の仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)は2日、機関投資家向けに仮想通貨資産を管理する「コインベース・カストディー」を立ち上げたことを発表しており、大物投資家に対するサービスの拡大が目立っています。
今回の申請が認可されれば1口辺り25BTC(約2000万円)の現物買いがミニマムになる為、Bitcoinの価格高騰が期待されます。
早ければ年末、または来年にも実現しそうな雰囲気を感じます。