国際決済銀行(BIS)の総支配人が「仮想通貨はマネーではない。資産である。」と発言

国際決済銀行(BIS)の総支配人が「仮想通貨はマネーではない。資産である。」と発言

1930年にスイスのバーゼルに本部が設立され、中央銀行をメンバーとする組織である国際決済銀行(BIS)のアグスティン・カルステンス総支配人は、仮想通貨に関して「これらはお金ではありません。投資の一形態であり資産です。」と発言し、仮想通貨に関して否定的な意見を姿勢を見せました。

国際決済銀行(BIS)は、中央銀行間の協力促進するための場を提供し、中央銀行からの預金の受入れなどの銀行業を行なっています。

2017年6月末には、同国(スイス)を含め60ヶ国や地域の中央銀行が加盟しており、日本銀行も1994年9月以降より理事会のメンバーとなっています。

スイスの新聞であるバスラー・ツァイトゥングとのインタビューで、タイトル「若者よ、マネーを創造しようとするのをやめよ」にてカルステンス総支配人は、ビットコインなどの仮想通貨は「バブルであり、投資詐欺であり、環境災害だ」と述べていました。

そして今回のスピーチに中で、3つの最大の懸念として「1、金利が急上昇する可能性・2、グローバル化による輸出入の危険・3、技術的進歩の成長スピード」を挙げています。

1、2に関しては現在のフィアットマネー(法定通貨)に関しての国民が最終的に財政の安定性を脅かす可能性があると説明しています。

3の技術的進歩の成長スピードは「原則として、それは肯定的なことであるが、イノベーションが利益を生み出し、それがもたらす損害のリスクも伴います。ビジネスモデル、そして最終的には銀行や他の金融機関の安定性について、情報技術がファイナンスに与える影響を考えています。」と述べました。

運営の見解

運営の椎木
この市場成長のスピードと技術的な成長のスピードに全くおいてけていない発言ですね。

10年ごにもう一度インタビューをしてみたいくらいです。報道の仕方もあって、もしかしたら一部の言葉を書かれたのかもしれないですがね。

暗号通貨の分野で少しでも何かに関われていたらその可能性に大きな希望を持てると思います。

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