EU最大のETFファンドが仮想通貨市場に参入
5日、オランダアムステルダムに本社を置く、EU最大のETFファンド「フロー・トレーダーズ」が仮想通貨市場に参入することがわかった。
このビッグネームの参入は仮想通貨市場にとって大きな好材料になるかもしれない。
フロー・トレーダーズは2018年の第1四半期には世界で約2840億ドルの取引高があったと、ブルームバーグで報じられている。
BTCやETHをベースとした、上場投資証券(ETN)の売買は世界初となる。これまでより、さらに仮想通貨投資が手軽なものになるとの見解だ。
フロー・トレーダーズCOO(共同最高経営責任者)のデニス・ダイクストラ氏は次のように述べた。
世間は仮想通貨を過小評価している。
仮想通貨市場は大きく、すぐに規制されるべきだ。仮想通貨市場の参加者は皆さんが思っているよりはるかに専門的だ。
機関投資家は仮想通貨に興味を持っている。私達に多くの問い合わせが来るからね。
しかしオランダの規制当局は仮想通貨に対し、やや否定的である。
オランダ金融市場庁(AFM)の広報担当は、
消費者とプロのライセンス所有者の仮想通貨活動を阻止する。
その新しさと匿名性によって、悪用される危険性が高い。通貨としての目的を提供出来ないことを考えると資産クラスとはみなさない。
と述べた。
AFMはかなり仮想通貨に対し懐疑的な目を向けているが、この流れは止めることは出来ないだろう。
これにどんどん続いていけば、いまの何十倍、何百倍という市場規模にまで発展していきます。
ただ全てのコインがあがるというけではなく、当然死んでいくコインもあるでしょう。むしろその方が多いと思います。
新たに生まれる素晴らしいコインもあると思いますが、何をもって[良い]というのかをきめておくべきですね。
当メディアも1つの指標になれればと思っております。