仮想通貨取引所Binanceは2022年末までに10億の投資を達成へ

Binanceは2022年末までに投資額が10億ドルに到達する見込み

世界最大の仮想通貨取引所であるBinanceは、投資と買収に多額資金を投じており、市場状況が悪化した今も資金を注ぎ続けており、同取引所はこれらの支出が2022年末までに10億ドル(約1,454億円)に達すると予想されている事が分かった。

同取引所の創設者であるジャオ・チャンポン(趙 長鵬:Zhao Chengpeng)CEO(最高経営責任者)は、構築すべきものがまだたくさんあることを明らかにしており、同社の支出は2022年の終わりまでに10億ドルに達すると予想。具体的な数値を提供することなく、同氏は、同取引所がこの弱気機運の中で利益を上げたことを発表。さらに、仮想通貨価格が2021年の強気相場と比較して50%以上下落したことを指摘・協調している。

2022年に同取引所は67件のプロジェクトに着手しており、3億2,500万ドル(約472.5億円)に上る投資をしている。特に、同社が支援する開発は2022年、仮想通貨価格の下落傾向を無視した大幅成長を遂げている。同取引祖は2021年、73プロジェクトに1億4,000万ドル(約203.5億円)を投資。さらに、2023年にコミットされると予想される同取引所による投資は、イーロン・マスク(Elon Musk)氏によるTwitter社の買収が再び動いており、同CEOは、Binanceが今後数カ月以内に、従来のe-コマースおよびゲーム会社の少数株を取得することにも関心を向ける可能性を示唆している。

Binance CEOはDeFiおよびNFT投資を好む

競争相手である FTX 取引所のサム・バンクマン・フリード(Sam-Bakman Fried)氏は、苦境にある仮想通貨プロジェクトをサポートすることを好んでいるのに対し、ジャオCEOは支払い転送サービスの中でもとりわけNFT(非代替性トークン)とDeFi(分散型金融)プロジェクトへの投資に関心を示しており、ジャオCEOは次のように語っている。

DeFiの作品であるNFT は、サルの写真を販売するだけではありません。NFTのユースケースは、大部分がうまく構築されていません。NFTは、チケットや大学の学位に使用されており、(今後も)技術は残ると思います。

FTXは、最終的に破産を申請したVoyager(ボイジャー)のような仮想通貨企業との間で、救済と融資のための大きな取引を約束し、現在FTXは10億ドル(約1,454億円)のオークションで資産を取得している。BinanceのCEOは、「ここ数カ月、多くの貸し手に目を向けてきたが、そこにすべての問題がある」と、インタビューで語り、次の世に述べている。

彼らの多くは、ユーザーのお金を受け取って、それを誰かに渡すだけです。本質的な価値はあまりありません。その場合、何を取得しますか?人々は実際に使用する「製品」を見たいのです。

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