カルダノ(ADA)がXRPを抜いて時価総額で7番目に大きい仮想通貨に

カルダノ(ADA)がXRPを抜いて時価総額7位に浮上

カルダノ(Cardano/ADA)が リップル(XRP)を抜いて時価総額で7番目に価値のある仮想通貨になった事が分かった。

CoinMarketCapより画像引用

ADA価格は、カルダノの創設者であるチャールズ・ホスキンソン(Charles Hoskinson)氏が2022年9月22日(木曜日)にVasil(ヴァシル)ハードフォークが行われると発表してから約1週間後、24時間で5.4%急騰。CoinMarketCapの調べによると、9月5日16:30時点のADA価格は、1ADA=69円(約0.5ドル)前後で推移しており、前日同時刻比-0.50%とやや下がったものの、1週間で+13.28%の上昇で、時価総額もおよそ2兆3,615円にまで上昇している。

日本語訳:
VASILのアップグレード: 確認された日付
すべてのコア コンポーネントの正常な完了と広範なテストに加えて、コミュニティの準備が確認された後、cardanostiftungとともに、CardanoメインネットでのVasilアップグレードについて本日Cardano発表できます。

2022年8月26日(金曜日)に公開されたライブ ストリームで同氏は、リリース日について、取引所の準備状況に左右されると述べている。カルダノ(ADA)の親会社であるブロックチェーン開発企業IOHK (Input-Output Hong Kong=インプット・アウトプット香港)は、Vasilハードフォークのリリース日を確認し、9月22日に行われるとのこと。現在、ADA の流動性を保持している取引所の約80%がアップグレードの準備ができており、ロックされた合計値の上位10の分散型アプリは、すでに最新バージョンであるCardano Vasilコードのバージョン1.35.3にアップグレードされているとのこと。

ADAがVasilのアップグレード前に0.50ドルに上昇

ADAは8月26日に0.43ドルまで下落していたが、2022年9月2日には約0.45ドルまで徐々に上昇。

Vasilへのアップグレードは、カルダノの2022年ロードマップの一部としてホスキンソン氏が最初に説明した3つのハードフォークのうちの1つで、これはプロジェクトの「Basho」フェーズの一部であり、Cardanoブロックチェーンのスケーラビリティと他チェーンとの相互運用性を向上させるように設計されているものである。Vasilアップグレードは、分散型アプリケーションの開発に使用されるPlutusプログラミング言語を改善しており、カルダノのスケーラビリティを改善してネットワークの混雑を緩和するほか、取引手数料を削減するために設定されている。

Cardano が jpg.store、独自NFTマーケットプレイス、およびDEX(分散型取引所)SundaeSwapを立ち上げたとき、現Cardano メインネットの重大な問題が表面化している。どちらのローンチも、トランザクション速度の低下とネットワークの混雑に悩まされ、ユーザー体験に影響を与える結果となった。また、Vasil はトランザクションのブロックがネットワーク全体に伝播するのにかかる時間であるブロック転送レイテンシーを短縮するとのことだ。

ADAの価格予測に強気の専門家

ADAの価格行動は、主要ソフトウェアのアップグレードに関して一般的に強気でる。

ADAは、2022年2月1日の0.356ドルから、Shelleyハードフォークの日付である2021年3月1日の約1.30ドル(約182.5円)まで急上昇。また、2021年7月21日の1.06ドル(約149円)から、2021年9月12日のAlonzo(アロンゾ)ハードフォークに向け、2021年9月2日の約3.09ドル(約434円)まで上昇している。

Finder.comによる最新調査で、53 人のフィンテックスペシャリストが ADA の価格について強気であることが判明。2022年末までに0.63ドル(約88.5円)、2025年末までに2.93ドル(約411.5円)、2030年末までに 6.54ドル(約918.7円)に達すると予測している。

ABOUTこの記事をかいた人

NEXT MONEY運営です。 「話題性・独自性・健全性」をモットーに情報発信しています。 読者の皆様が本当に望んでいる情報を 日々リサーチし「痒いところに手が届く」 そんなメディアを目指しています。