Robinhood(ロビンフッド)が初の仮想通貨ステーキング商品を発売

Robinhoodが史上初の仮想通貨ステーキング製品を導入

Robinhood(ロビンフッド)は、ヨーロッパの顧客が利用できる初の仮想通貨ステーキング製品を導入した事がわかった。

日本語訳:
最新情報: RobinhoodCrypto EUがSolanaステーキングをサポートし、初の仮想通貨ステーキング製品を導入しました!

同社は、2024年5月15日付最新ブログの中で、ヨーロッパユーザー向けに他のいくつかの新機能もリリースした事をあわせて発表しており、次のように述べている。

本日より、当社初の暗号ステーキング製品を導入し、ヨーロッパのお客様のみが利用できるようになります。Robinhood Cryptoの顧客はアプリを通じてソラナ(Solana/SOL)の保有株を直接ステーキングできるようになり、いつでも柔軟にステークを解除して報酬を獲得できるようになりました。


ヨーロッパ顧客向けの新サービスを複数発表

Robinhoodは、ヨーロッパの顧客向けに、ステーキング、ローカライズされたアプリ、新規ユーザー向けの暗号報酬、更新されたLearn & Earnモジュールなどの一連の新機能を発表。

Robinhood Cryptoを使用すると、ユーザーは30を超える仮想通貨を取引し、リアルタイムの価格を追跡し、チャートにアクセスして取引戦略を洗練できるとのことだ。さらに、新規顧客はプラットフォーム上で最初の 30 日以内の純購入額に対して10%のボーナスを受け取れ、ボーナスはUSDコイン(USDCoin/USDC)で支払われるとのこと。この取り組みは、新規ユーザーを引きつけ、仮想通貨投資体験を向上させることを目的としているとみられる。

同プラットフォームは、イタリア、ポーランド、リトアニアのユーザーから始め、Robinhood Crypto アプリの現地語版を開始。利用可能になると、これらの国の顧客は完全に翻訳されたエクスペリエンスを得られ、投資を調査したり取引する際の自信と安心感が高まると期待されている。Robinhood Cryptoの副社長兼ゼネラルであるヨハン・ケルブラット(Johann Kerbrat)氏は次のようにコメントしている。

昨年(2023年)末のリリース以来、ヨーロッパの顧客は、現地の言語をサポートし、受動的収入を得る製品を提供するアプリを望んでいることを明らかにしています。


米国の厳しい監視下にある仮想通貨sテーキングサービス

仮想通貨のステーキングは現在、米国で厳しい監視下にあり、SEC(米国証券取引委員会)は、ステーキングサービスを提供する複数の仮想通貨取引所に対し、これらのサービスは未登録の有価証券の提供に当たるとして措置を講じている。

例えば…、当NEXTMONEYの特集記事「クラーケン(Kraken)は未登録証券提供をめぐってSECの調査に直面」、「クラーケン(Kraken)は3,000万ドルの罰金を支払い、米国での仮想通貨ステーキングを閉鎖」で報じているように、SECは2023年2月に仮想通貨取引所Kraken(クラーケン)を告発し、3,000万ドル(約46.2億円)の和解金とKrakenの米国でのステーキングサービスの停止につながった。SECはまた、「Robinhood(ロビンフッド)が仮想通貨取引に関するSEC執行通知を受け取る」で報じたように、Robinhood Markets(ロビンフッド・マーケッツ)に対し、仮想通貨業務に関するウェルズ通知を送付しており、同社は必要に応じて法廷で争うつもりだ。

クラーケン(Kraken)は未登録証券提供をめぐってSECの調査に直面

2023.02.10

クラーケン(Kraken)は3,000万ドルの罰金を支払い、米国での仮想通貨ステーキングを閉鎖

2023.02.13

Robinhood(ロビンフッド)が仮想通貨取引に関するSEC執行通知を受け取る

2024.05.07

ABOUTこの記事をかいた人

NEXT MONEY運営です。 「話題性・独自性・健全性」をモットーに情報発信しています。 読者の皆様が本当に望んでいる情報を 日々リサーチし「痒いところに手が届く」 そんなメディアを目指しています。