カルダノのチャールズ・ホスキンソン氏、Vasilハードフォークの日付を示唆

ホスキンソン氏は9月にVasilハードフォークを示唆

カルダノ(Cardano)の創設者であるチャールズ・ホスキンソン(Charles Hoskinson)氏は、すべてがうまくいき、バグやスローダウンによるアップグレードの遅延が生じなければ、9月に Vasil(バシル)ハードフォークのアップグレードが行われる事を示唆した事が分かった。

カルダノの開発を手掛けるIOHKは、Cardanoコミュニティと協力し、Vasil(バシル)ハードフォークの日付を設定。チームはSPO(Stake Pool Operators:ステークプールオペレーター)とミーティングを実施し、彼ら側の準備に関する最新情報を入手する。ホスキンソン氏は、8月26日(金曜日)に、物事は非常に急速に進んでおり、Vasilハードフォークが9月に発生する可能性が最も高いと予想していると述べている。開発者とコミュニティは 1.35.3ノードに対して広範囲にテストをしており、統合とインフラストラクチャーは良好に見える。また、バックログに軽微なバグがある以外、重大なバグはないことが分かっており、次のように語っている。

物事は非常に急速に進んでおり、大規模なテストがコミュニティと私たちの両方によってまだ行われており、多くの統合作業が舞台裏で行われているため、そのインフラストラクチャーはすべて良好に見えます。


Vasilハードフォークは予想よりも早い

チームはカルダノコミュニティと協力し、9月中にVasilハードフォークの日付を設定し、準備に関する最新情報を入手するため、SPOとのミーティングが開催される予定で、流動性を提供するために、取引所は 1.35.3 にアップグレードするようにプッシュされるとのこと。

PoolToolのデータは、1.35.3ノードを実行しているSPOがエポック359 のメインネットブロック生産の53%を占めていることを示している。ボリュームの点で上位 5 つの主要仮想通貨取引所が1.35.3へのアップグレードを完了し、トップdAppsがノード1.35.3に対するテストの成功を報告した後、IOHKはハード フォークの日付を発表するとのことだ。Binanceは、Cardanoの取引量に30%~40%程度貢献しており、1.35.3へのアップグレードを発表している。

さらに、カルダノ開発者であるアダム・ディーン(Adam Dean)氏は、Vasilのハードフォークが予想よりも早く来ることを明らかにしている。