韓国企業のサムスンがブロックチェーンとAI技術を活用した物流プラットフォームを開発
韓国の大手デジタル製品企業であるサムスンは6月20日、ブロックチェーン技術を用いた新たな物流プラットフォームを開発することを発表しました。
今回のブロックチャーン技術の開発は、サムスングループのIT子会社であるサムスンSDSが開発に携わっている「チェロ3.0」にて、AI(人工知能)とサムスンの物流関連のノウハウを組み合わせて提供をするとプレスリリースで述べました。
また、ブロックチェーン技術と物流業界について「ブロックチェーンは改ざんやハッキングすることができないため、チェロは国際貨物の発送元を証明し、製品やサービスに関する信頼性提供することができるだろう。また、物流業界で問題視されておる配達時間などの時間ロスや、コスト節約といったメリットにも期待できる」と述べた。
サムスンSDSの物流事業を担当しているキム・ヒョンテ副社長は次のように述べました。
「サムスンSDSは、最先端のIT技術と我々が持つ国際的な物流事業に関するノウハウを組み合わせて開発された『チェロスクエア3.0』で、国際的なeコマース販売者にサービスを提供していく」
同社のサムスンSDSは今月初めにも、ブロックチェーン技術を用いた、金融プラットフォームである「ネックスファイナンス」を発表しており、ブロックチェーンとビジネスの融合に力を入れています。