横領罪で告発されたNexoはフェイクニュースだと主張

Nexoが横領したとニュースが流布される

仮想通貨貸付サービスを提供するNexoは、Twitterユーザーから横領したとツイートが流布されたが、これらのニュースがフェイクであると素長している事が分かった。

Twitterアカウント@otteroooo氏は、Nexoの3人のブルガリア人共同創設者が、病気の子供のための慈善基金から資金を盗み、代わりにそれを彼らの個人的な裏金として使用したという衝撃的なニュースを共有した。「@otteroooo」と名乗る本名非公表かつTwitterハンドルネームのみの謎の告発者は、NexoはCredissimoの子会社であり、Nexoホワイトペーパーが正確に32回言及している会社であると主張している。Credissimoはブルガリアで営業しているペイデイローン(※1)会社であり、調査事件で横領の疑いが浮上している。

(※1)ペイデイローン(payday loan)とは…
米国の消費者金融が給料を担保に提供する、短期小口ローンサービスで、数百%の非常に高い利息(年利換算)での貸し付けの事。

@otteroooo氏はTwitterで、ブルガリアの子供たちの慈善団体HelpKarma https://helpkarma.com/ に関連する2020年のスキャンダルを詳しく説明している。

身元が判明次第名誉棄損を訴える構えのNexo

Nexoのスポークスパーソンは、@ otteroooo氏がアカウントを販売するために会社に連絡し、公表された各告発を身代金として完了したと主張している。

Nexoはその後、前述の謎のインサイダーツイートで、心理的操作に関するガイドとともに、彼らがラベル付けした「フェイクニュース」の内訳を公開。Nexo代表者は、そのような非難が「仮想通貨市場全体に巻き添え被害」をもたらすことを強調し、告発者が慈善団体の共同創設者の身元を間違えたことを強調した。同社によると、スキャンダル時点の共同創設者はコンスタンティン・クラステフ(Constantine Krastev)氏であり、彼のLinkedInプロフィールはそれを確認している。

日本語訳:
一部の偽名のアカウントは、Nexoについて悪いことを言っています。Nexoはそれらを止めたいと思っていますが、これらのアカウントの背後にいるのは誰か、またはそれらがどこにあるのかわかりません。そのため、ブログ投稿として排除措置命令を公開しています。

なお、@ otteroooo氏によるツイートは名誉毀損訴訟の可能性があり、Nexoは、アカウント所有者が明らかになった時点で名誉棄損の手続きに踏み切ると述べている。

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