Polygonの創設者は仮想通貨の暴落について一時的なものとの見解を述べる

Polygon創設者は仮想通貨暴落が一時的なものとの見解を示す

イーサリアムブロックチェーンと互換性を持ったブロックチェーンネットワークを構築や接続をするためのプロトコルおよび、レイヤー2スケーリングソリューション(通称:L2)のPolygonの共同創設者であるサンディープ・ニルワル(Sandeep Nailwal)氏は6月14日(火曜日)、現在の市況は長期的なWeb3開発に影響を与えないと述べている事が分かった。

ニルワル氏は、景気後退について、Web3の根本的な弱点よりもマクロ要因によるものだと考えており、Polygonが困難な状況を乗り切ると信じており、投資家に新たな信頼を呼び起こそうとしている。ただし、Web3の野心のためのパートナーシップが増えているにもかかわらず、Polygonにはまだ長い道のりが残っている。実際、Polygonは、2022年以降、TVL (※1)で66%を失っている。1月1日のPolygonのTVLはおよそ54.4億ドル(約7,353億円)であったが、半年後の6月14日(火曜日)の時点では、およそ18億2,000万ドル(約2,460億円)、5,000億円近くにまで減少した。

(※1)TVL(Total value locked)とは…
あるDeFi(分散型金融)プロトコルに預けられた仮想通貨の価値の事であり、預かり資産とも呼ばれている。DeFiへの関心をはかる指標として重要地されている。

仮想通貨市場の落ち込みは一時的なもの

Polygonの共同創設者であるニルワル氏は、6月14日のツイートで、仮想通貨市場の崩壊とWeb3への影響について意見を述べている。

日本語訳:
私はめったに市場について話しませんが、ここにこのすべての混乱についての私の見解があります。
*財務アドバイスではありません*
1.この不況は、Web3の根本的な弱点よりも「マクロ」と関係があります。長期的なWeb3は依然としてメガメガ強気であるため、初心者は学習を続け、ビルダーは構築を続けます。

仮想通貨に対する弱気市場は長くなると同氏はみているものの、米国連邦準備制度がこの不確実性を取り除けば、大規模な強気の回復が見られると考えている。しかし同氏は、粘着性のあるイン(物価高騰)と停滞の恐れを考慮すると、その可能性は低いように見えると主張しており、次のように語った。

多くのVC(ベンチャーキャピタル=Venture Capital)ファンドは、賭けの選択に注意を払っていても、多くの資金を調達しており、許容できる評価ははるかに低くなりますが、論文ベースのVCは引き続き展開されると思います。それらのほとんどは流動的な市場でもプレーするでしょう。

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