Terra2.0プランが正式に承認される
Terra(テラ)のリバイバル計画である「Terra2.0プラン」は現在、正式に可決され、所有者の65.5%が移転を承認した事が分かった。
1/10 If you haven't heard, Terra 2 testnet is live. Mainnet goes live Friday. It's happening!
How much of an airdrop will I get? What is the point of Terra 2? What protocols will be participating?
Everything you need to know about Terra 2. 🧵👇
— Orbital Command (🌎,🌔) (@orbital_command) May 24, 2022
Terra2テストネットが稼働しています。メインネットは金曜日に稼働します。それが起こっています!
今提案の下、Terra 2.0ブロックチェーンは5月27日(金曜日)に正式にリリースされる予定で、旧チェーンの所有者に新しいLUNAトークンのエアドロップが開始される。TerraバリデータのOrbital CommandもTwitterでTerra2.0のテストネットが稼働していると述べている。
ブロックチェーンは現在、5月26日(木曜日)までに779万ブロックでスナップショットを撮るように設定されており、エアドロップは今週後半に開始されるように設定され、エアドロップからの初期流動性は、旧LUNAの保有者間で均等に分配される。なお、クラッシュ前後のホルダーはエアドロップの対象になるが、クラッシュの前のホルダーはより多くのトークンを受け取るとのこと。
LUNA保有者の65.5%がTerra 2.0を承認
LUNA保有者の約83.3%(※3億5,98万人)が投票に参加しており、そのうちの21%近くが投票を棄権し、13%以上が反対票を投じていたことが分かった。
有権者の13.2%が拒否権を行使しており、拒否権がTerraによってどのように考慮されるかはまだ不明のままである。Terraの創設者であるド・クォン(Do Kwon)氏とTerraform Labsは、エアドロップの主要取引所からスナップショットデータを収集していると述べている。すべてのTerraDeFiプラットフォームのLUNAおよびUST保有者は、エアドロップの対象となる。クォン氏およびTerraform LabsともにTerra2.0で役割を果たさず、ウォレットはエアドロップから除外されるとのこと。さらに、新ブロックチェーンは完コミュニティ所有へと移行される。今後旧ブロックチェーンは「Terra Classic」と呼ばれ、Terra ClassicのネイティブトークンはLUNA Classic(LUNC)に変更される。
新LUNAは誰がリストするのか
新LUNAが今後どのように取引されるかは不明で、今後Terra Classicへと変更される旧RUNAは、ほとんどの主要取引所において、USTとともにLUNAを上場廃止にしている。
Terraは、トークンの主要市場である韓国で新しいLUNAを上場するのに困難に直面しており、現地メディアからの報告によると、韓国トップ仮想通貨取引所のほとんどは、新トークンのリスト入りを反対している。反対の要因と、横領と脱税の申し立てについて韓国政府が調査中のクォンとTerra Classicを注視している事があげられている。