DragonflyCapitalが最大の仮想通貨ファンドを6億5,000万ドルで立ち上げへ

DragonflyCapitalが最大の仮想通貨ファンド立ち上げへ

仮想通貨ベンチャーキャピタリストのDragonflyCapitalは4月27日(水曜日)、6億5,000万ドル(約836億円)の評価でこれまでで最大のファンドを立ち上げると述べている事が分かった。

DragonflyCapitalが新たに立ち上げを計画しているファンドは、ベンチャーとしては3番目であり、「DragonflyFundIII」と呼ばれているとのこと。この基金は、前の2社の2倍以上の価値であり、合計で3億ドル(約386億円)に達している。また、Bain Capital(ベインキャピタル)やSequoia Capital(セコイアキャピタル)など、6億ドル(約772億円)近く価値があるファンドを立ち上げた他の仮想通貨VC(Venture Capital=投資ファンド)からの同様の動きを反映している。

元プロポーカープレーヤーのハシーブ・クレシ(Haseeb Qureshi)氏が指揮するDragonflyは、Avalanche(アバランチ)、Bybit(バイビット)、Amber(アンバー)、Dune AnalyticsFraxなど、複数の仮想通貨主力企業を支援してきた企業である。

DragonflyCapitalは仮想通貨が熟す期を見る

DragonflyCapitalの新ファンドはブログで明らかにされ、今後5年で仮想通貨とブロックチェーンの採用が大幅に増加すると見ている。

既にメタバース構築競争は始まっており、DeFi(分散型金融)は成熟。仮想通貨ゲームは避けられず、金融インフラストラクチャーは制度化されつつあり、同社は後期の資金調達ラウンドも主導する事が明らかになっている。

仮想通貨による寄付がロシアによるウクライナへの侵略戦争で多くの役割を果たしたことを考えると、市場は今、人気が急上昇しており、より多くの制度的関心を引き付けており、いくつかの政府が仮想通貨規制を可決している。同ファンドは、過去2年間で仮想通貨に参入したベンチャーキャピタルの資金調達額の増加にも焦点を当てており、ウォールストリートジャーナルのレポートによると、ブロックチェーンと仮想通貨スタートアップ企業は、2022年の第1四半期に92億ドル(約1兆1,840億円)を調達している。

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