3人のBAYC NFTオーナーが訴訟でOpenSeaを非難

Openseaは引き続き複数の反発に直面

オンラインNFTマーケットプレイスOpenSeaは現在、プラットフォームが開始以来受けてきたハッキングの一部と過失で資産を失ったさまざまな原告から、計3つの別々の訴訟を起こされている事が分かった。

マイケル・ヴァリーズ(Michael Valise)氏とティモシー・マック・キミー(Timothy Mc Kimmy)氏は、プラットフォームのコードの明らかなセキュリティの脆弱性を利用した同様のハッキングでNFTを失った後、別々の訴訟でOpenSeaを非難した。マック・キミー氏は2月18日にOpenSeaに対して訴訟を起こしており、同氏のNFTは、OpenSeaが認識しているものの、見落とすことを選択したセキュリティの不具合によって盗まれたと主張した。同氏の弁護士であるアッシュ・タジギ(Ash Tadghighi)氏が明らかにしたように、OpenSeaはユーザーにウォレットをプラットフォームに接続する機能を提供。その結果、プラットフォームにまだリストされていないウォレットのNFTは、オファーをができる他のユーザーに表示される可能性がある。

マック・キミー氏が被害を受けたハッキングは2月7日に発生し、匿名ユーザーがわずか0.01 ETH(当時の価格で3,280円)のオファーをし、プラットフォームのコードをハッキング。その後、同氏に代わってオファーを受け入れ、ハッカーはNFTを低価格で自分たちに売っている。

訴訟の主張は膨大

ハッカーらは自分たちに売った(買い取った)NFTを99 ETで別のユーザーに販売している。

マック・キミー氏は、その希少性から判断し、自分のNFTが130万(約1億6,386億円)になるはずだと主張し、BAYC資産の価値を下回っていると信じていた。前例のない訴訟で同氏を代表に選出した際、弁護士のアッシュ・タジハイ(Ash Tadghighi)氏とアンドリュー・ダオ(Andrew Dao)氏は、同様の事件で他の人を代表するための申し出をいくつか受け、1月26日に同様の試練に苦しんだマイケル・ヴァリーズ(Michael Valise)氏の事件を取り上げることを選んだ。

一方、ロバート・アルミホ(Robert Armijo)氏のケースでは、OpenSeaからの応答時間に不可解な遅延が発生したと主張。同氏は、Cool Cats Discordサーバーで出会ったユーザーから送信された不正なリンクをクリックすると、貴重なNFTのうち3つ(MutantApes2つとBoredApe1つ)を失い、彼はそれらを30万ドル(約3,780万円)で購入したと述べている。同氏は、OpenSeaに対して、複数の手段で連絡した際、応答されず損失に貢献したと主張している。

資産は後にOpenSeaで売却されており、ハッカーは、LooksRare(別のNFTマーケットプレイス)にてそれらをすぐに販売している。

OpenSeaは過去に複数のハッキングに見舞われており、ユーザーの資産が盗まれたり、低価格で売却されたりしている。

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