ラップされたXRPがマ文句イーサリアムでデビュー
Wrappedから2021年12月末までにDeFi(分散型金融)セクターでラップされたXRPをデビューすると発表した事が分かった。
Today we’re announcing that we’ll be officially supporting Wrapped XRP (wXRP) on the Ethereum blockchain starting in December. XRP is the native asset of the XRP Ledger (@XRPLF). https://t.co/jyRPTH0N60
— wrapped.com (@WrappedFi) October 29, 2021
この動きは、XRPユーザーをDeFIセクターへ導く事を目的としており、wrapped.comによると、XRPユーザーは、スワッピング(※1)、貸し出し、その他の多くのことなど、DeFiセクターでメリットを享受できる。
仮想通貨デリバティブ(金融派生商品)のひとつで、異なる仮想通貨間の金利と元本を交換(スワップ)する取引を言う。
複数のチェーンで実行するためにラップされたXRP
Wrapped.comは、XRPユーザーがさまざまなスマートコントラクトと対話し、XRPトークンを使用してトランザクションを容易にすることを望んでいる。
ネットワークは稼働しているが、現時点でユーザーはXRPの送受信のみが許可されているのが現状だ。ラップされたデジタル資産は、ボールトに閉じ込められたトークンであり、自国通貨以外のさまざまなブロックチェーンで実行される。ラップされたトークンの典型的な例には、イーサリアムに存在するWBTC(ラップドビットコイン)とWETH(ラップドイーサリアム)がある。
ラップされたXRPがイーサリアムでデビューすると、ユーザーはそれをXRPと1:1の比率で交換でき、トークンの保管はHexTrustによって処理されるとのこと。
Wrapped XRP is coming to Ethereum! Great news for those that want to access XRP within Ethereum wallets, DeFi, and smart contracts.
It’s a multichain after all. https://t.co/36shyqF0Nj
— (@JoelKatz) November 1, 2021
Rippleのチーフトレーニングオフィサーであるデビッド・シュワルツ(David Schwartz)氏によるツイートでは、WrappedXRPは複数のチェーンで実行されるという。起動されたラップされたトークンの点でイーサリアムブロックチェーンが依然として他をリードしているため、ネットワークの絶え間ない問題が市場参加者の懸念の源となっている。