様々なタイプの仮想通貨がある
仮想通貨にも性格といっても過言ではない、通貨ごとの性質があります。
主に3種類の性質があり、それぞれ通貨型・利用券型・配当型と別れています。
通貨型は法定通貨と同じように使われ、金銭的価値をもっています。サービスやモノと交換するために使われるものです。
その価値を決めるものは利便性になるので、取引の処理速度がとても重要になってきます。
また流通量が多いものほど価値が安定していて使いやすいといえます。
通貨型の代表的な仮想通貨はビットコイン、ビットコインキャッシュ、リップル、ライトコインになります。
利用券型はアプリケーションやサービスといった、独自の機能を利用するための対価として支払われるための仮想通貨になります。
一般的にトークンと呼ばれることも多いです。もっとも普及しているトークンプラットフォームのイーサリアムの場合、
ネットワーク上で発行するトークンを作る際、スマートコントラクトを実行するためには、「Gas」が必要になります。
実際にはイーサリアムを支払っているのですが、Gasとして計算しなおされ、使われています。
利用券型の代表的な仮想通貨はイーサリアム、ネオ、リスク、イオスになります。
配当型は持っているだけで配当をもらえるようになる、株券のような仮想通貨になります。
保有しているだけで、発行者の利益などを分配してもららえる株のような仮想通貨になります。
例えば、Huobi取引所のHuobiトークンは取引所の利益の一部が保有者に配当されます。
仕組みとしては株式投資とほぼ一緒と言えます。
ただし、他の仮想通貨同様に発行者の経営状況によって、無価値なものになるので、投資する際には将来性を見極めないといけません。
配当型の代表的な仮想通貨はコス、バンクエラ、クーコインシェアーズ、テンクスになります。
注目のトークンプラットフォーム
2018年はトークンプラットフォームに注目が集まっている。
既存のブロックチェーン技術を貸し、新たな仮想通貨を発行する際のベースとなる仮想通貨をトークンプラットフォームと呼びます。
中でも多くの仮想通貨のプラットフォームとして使われているのが以下の3通貨になります。
・イーサリアム現時点で最も使わている実績あるトークンプラットフォームです。 |
・ネムイーサリアムに唯一対抗するポテンシャルを秘めているとされ、イーサリアムにつぎ、2番目に使われいるトークンプラットフォーム。今後の成長に期待が集まっています。 |
・イオス今後の成長次第では、イーサリアムのトランザクション処理能力を超える力を発揮する可能性がある期待の通貨です。 |
初心者向けポートフォリオ
始めは安定性が高く、有名どころへの仮想通貨を中心に投資しておけば、リスクは低くなります。
ビットコインやビットコインキャッシュ、イーサリアム、リップルなど、時価総額が上位になっている仮想通貨は、
既に確立された通貨になり、資産の全てを失うリスクが低いです。
最初からハイリターンを狙い、無名の草コインばかりに投資をすると、損をする可能性も高いです。
何度か取引をしているうちに、将来性がある仮想通貨を少しづつ見極めていき、徐々にポートフォリオを変えていきましょう。
仮想通貨投資の3カ条
・必ず余剰資金で資産運用をする
如何にチャンスと感じた時でも、生活費には手を出さないことです。仮に投資に成功しても、生活費に手を出す癖がついてしまいます。
・自分が気になった仮想通貨は調べてみる
興味がない仮想通貨を調べるのは面倒ですが、気になったときは調べてみましょう。大きな可能性を秘めているかもしれません。
・7つ買って1つ当てる
全ての仮想通貨で利益を狙わない。1発当てれば大きいことを理解しておきましょう。