SAMSUNGが世界初NFT対応テレビを発売
サムスンは、Geminiが所有する仮想通貨取引所であるNifty Gatewayとのパートナーシップを発表し、史上初のスマートTV NFTプラットフォームを開発した事が明らかとなった。
NEXTMONEYの2022年1月4日付け特集記事「サムスンがNFTを閲覧および購入できる新しいスマートTVを発表」で報じているように、プレスリリースの中で、新スマートTVによってユーザーがNFT(非代替性トークン)を閲覧および購入できるようになると発表。3月30日(水曜日)、サムスン電子(Samsung Electronics)は、Nifty Gatewayとのコラボレーションにより、NFTマーケットプレイスが2022年のスマートQLEDおよびNeoQLEDプレミアムTVに組み込まれることを明らかにした。このコラボレーションにより、Nifty Gatewayは、ユーザーがSamsungTVでNFTを閲覧および購入できるスタンドアロンアプリを開発していくとのこと。
プレスリリースの中でNifty Gatewayは、SAMSUNGのNFTプラットフォームと統合されたと述べており、同社の「QLEDやNeo QLED TVなどの2022プレミアムTV製品ラインでNFTの閲覧、表示、操作も可能になる。Nifty Gatewayには、SamsungのTheFrameおよびMicroLEDTVにもアプリが搭載されるとのこと。
デジタルアートと収集品にもアクセス可能に
サムスンとNifty Gatewayのコラボにより、ユーザーはスマートTVから直接NFTを購入、販売、保持できるようになる。
さらに、このプラットフォームでユーザーは、デビットカードと仮想通貨を使用してお気に入りのデジタルアート購入も可能になった。発表によると、ユーザーはダニエル・アルシャム(Daniel Arsham)氏や、パック(Pak)氏などのアーティストから、6,000作品以上のデジタルアートと収集品にアクセスが可能になった。なお、Nifty Gatewayは、プラットフォームを通じて作成されたすべてのNFTを検証し、ユーザーが高品質のコンテンツを取得できるようにするとのことで、コレクターは、デジタルアートをNifty GatewayOmnibusWalletで保存もできる。